エリーゼ
※途中、陵辱した表現があります。ご注意をお願いします。ヤバかったら教えてください。すぐに直します。
とりあえず、俺の判断で門を閉じて、アークの遺体と奴隷達の入った檻を屯所に、連れていった。
アークが連れてきた奴隷達は、13人もいた。こういう時は、どうすれば良いか分からなかった。
ガイゼル達は、なにしてんだ。バッチ押したのに、全然来ない。とイライラしていた。
屯所に連れてきて、全員屯所の檻に入れた。
なかには犯罪者が7人もいて、犯罪者と男女を分けて、屯所の檻に入れた。
犯罪者以外の人達から、檻から1人ずつ出して、部屋に入れて、宣誓させてから事情を聞いていた。
宣誓して、嘘をつくと、ジョブが【偽言者】になるので、それで判断した。
宣誓させた人も同じだ。
宣誓の話を聞いた時に、師匠は、なんで俺にしなかったんだろう。と思い、聞いてみたら、いつものように、よくわからない事を言っていた。
怒られながら、聞いた結果、結局のところ勘と同情、責任の放棄だった。
まず俺と話してみて、大丈夫だと思ったらしい。記憶喪失みたいだったから、不本意に【偽言者】になるのも、かわいそうだった。女将さんのところに行くなら、あとは、女将さんが判断してくれるからと、そんな事を言っていた。…たぶん…。
閑話休題。
女性のなかには、俺に怯えてる人がいた。俺がアークを殺したからか、それとも、アークになにかさせられたからなのかは、分からないが、マリンとカンナに事情を聞いてもらった。
男も俺に怯えてる人もいたが、俺が聞いた。
全部任せるのは、申し訳ないし、時間もかかる。それと、誰がマリンとカンナと二人きりで喋らせるか。という思いが、大いにあった。
宣誓させて、事情を聞くと、そのなかには、不当に捕まった人もいた。
そのまましておく事も出来なかったので、犯罪者以外はオーブに触ってもらい、マリンに門の状況を説明しに、公務所に行くので、ついでに連れていってもらった。
犯罪者達は、どうしたらいいか分からなかったが、もしかしたら、やむなく犯罪した人もいるかもしれないので、宣誓させてから事情を聞く事にした。
最初にある犯罪者の事情を聞いた。女性だったが、ある人に似ていたため、俺が聞いた。噛まないか心配だ。
「それで、次は、ヴァイゼルエリーゼランディアセリスティアさん、まず、宣誓…」
噛まなくてよかった。と思いながら、続きを言おうとすると、ヴァイゼル━さんの胸元が、光輝いた。
はっ…。と思っていると、なんか繋がった。目に見えないなにかが、繋がってしまった事が分かった。
「あ、あなた…っつ、あ、ある、主様は、ど、どうして、わ、私のま、ま真名を知っているんですか?」
心底驚きながら、聞いてきた。最初に、あなたって言ったら、痛そうな声をあげ、主様呼びになった。
吃りながら、喋っていた。
また、やってしまったのか…。プライバシーだと思い、名前とジョブしか見てなかった。それだけの鑑定でも、MP半分くらい減ったのに、なんで疑問に、思わなかったんだ。長い名前を噛まないようにしか、考えてなかった。
その後、しっかり鑑定した。寿命が減るかなと思ったが、普通の人を鑑定するのと、変わらなかった。
だが、やらかしてしまったみたいだ。
名前:ヴァイゼルエリーゼランディアセリスティア <エリーゼ>
種族:クォーター·エンジェル〈人族〉
LV :1(13/250) JOB:偽言鬼<治士> JOB LV:━
状態:飢餓(12/100) 精神汚染(25/100)
古傷多数 火傷多数 霊魂隷属 (主 ジン)
属性:水·風·光·無
MP :40/180·180 (423/923封)
STR:8-8 DFE:10-10 INT:120-120
AGL:20-20 ST:50/100-100
固有スキル:【天魔眼】【聖天】<なし>
Aスキル:【水·ヒール】【水·ショット】
【ボックス】【飲み水】【点灯】
Pスキル:【上級性技】
クォーター·エンジェルは、俺がキャラメしたときに見た、地雷種族だ。そんな種族だったので、覚えていた。
神様の玄孫で、真名を言われると、言われた人と魂で繋がり、どちらかが【霊魂隷属】になってしまう。なるのは、レベルが低い方だ。魂と繋がるので解く事は、ほぼ不可能だ。
【霊魂隷属】は、主の命令に、必ず従わないといけない。不可能な事(例えば、この世界を壊せなど)を命令されても、出来るだけそれに添うように、行動しないといけない。
しかも、主が死ぬと、死んでしまう。
レベルが高ければ、有利な種族だが、低いとヤバ過ぎる。ハイエルフ以上の地雷種族なのだ。
クォーター·エンジェル以外にも、突っ込むところが多々あったが、聞くのはやめた。
俺が似ていると思った人、楓さんもハードな人生だったと思う。しかし、全く別の意味でハードな人生を、歩んでいるみたいだった。それに、怯えているみたいだったので、俺じゃなくて、カンナに代わってもらおうと思った。
「申し訳ありませんでした。まさか、クォーター·エンジェルって知らなくて…。【霊魂隷属】は、どうにかする。とりあえず、事情を聞きたいんだけど、俺じゃ言いづらいことがあると思うから、仲間の女性に聞いてもらう。それにはしょ…」
正直に答えて、と言おうとしたが、それを言うと、命令になってしまうのでやめた。
難しい。【偽言鬼】になるのは、クォーター·エンジェルだったら、しょうがないし、と悩んでいると、
「あっ…あ、主様、そ、その、あの…」
吃りながら、一所懸命喋ろうとしていた。
「焦らなくていいから、ゆっくり喋って。それと、俺に話せる?難しいなら、さっき言っていた仲間の女性に代わるよ。」
「だ、だい、大丈夫で…です。━━。」
一所懸命喋る姿を見て、昔の事を思い出して、辛かった。
だけど、こういう時は、ゆっくりと聞いてあげないといけない。カウンセラーが言ってくれた事を思い出しながら、聞いた。
話を聞くと、俺が想像してたより壮絶だった。
ここより、西側でハーフ·エンジェルで、冒険者の父と、エルフの母の元にエリーゼは産まれた。
エルフの母は、エリーゼを産んで、しばらくしたら、死んでしまったらしい。
それから、しばらくは父と一緒に、幸せに暮らしていたらしい。迷宮や依頼で、冒険者の仕事の時は、寂しかったが、帰って来るときは、沢山のお土産を買って持ってきてくれた。
その時に、真名は絶対教えない事等、いろいろ聞いたらしい。
※真名は長いのでエリーゼにします。
※ここから、陵辱した話があります。具体的には、書いてないつもりですが、苦手な方は、見ないでください。次回の話の前書きに、ざっくりしたあらすじを載せます。
今から、多分4、5年前に父が殺されたらしい。しかも、エリーゼの目の前で。
殺した奴は、エリーゼの父のパーティーメンバーだった。
エリーゼの父は、師匠より上のレベル8で、その男より強かったが、持ってきた酒にヤバイ毒薬を仕込んで、弱ったところで殺したらしい。
その後、まだ小さかったエリーゼを━━。
その後、そいつは犯罪組織のリーダーになった。
エリーゼに真名を教えるように、言われたが、それだけは言わなかった。代わりに【性技】を覚えるくらい、頑張ったらしい。
この辺りから、俺の頭が痛くなっていたが、我慢した。顔に出さないように頑張って聞いた。
それから、一年くらい経つと、そいつが真名を聞くのを諦めたのか、飽きたのか、分からないが、犯罪組織のメンバーにも、エリーゼを貸すようになり、また半年経つと、違う盗賊団に売られて、盗賊団同士の争いで、その盗賊団が負けて、また別の盗賊団に…を繰り返したらしい。
半年前に、アークが盗賊団を壊滅させて、エリーゼを捕らえたらしい。
アークは、今までより、マシだったらしい。
だが、俺は知っている。アークがくそったれだったのを、アークの女性の被害者の話を聞いて、マリンとカンナが、アークを軽蔑していた。俺に殺して正解でした。と言うくらいは、くそったれだった。
それで、マシって事は…、その事を思うと、いたたまれなかった。
ヤバイ、キレすぎて、鼻血が出る。
今、出すのは、かなりマズイ。と思っていると、マリンとカンナがやってきた。
「ジンさま~、お~そ~い。僕に全部やらせる気?」
「ジン様、そんなに長い事、なにをやっているんですか?」
カンナは、ふて腐れながら、マリンは疑った眼差しで、俺を見ていた。
これは、ますますマズイ事になった。と思っていると、
「ジン様、どうしたんですか?髪が銀色の部分が、増えてますよ。」
マリンが言った。なんで?と思っていると、カンナが、
「えぇ~。増えてるの?」
どっちなんだ、自分のステータスを見ると、INTが、30も伸びていた。不思議がっていると、油断してしまい、鼻血が出てしまった。
出てしまった後、なんとか誤魔化して…いや、誤魔化されてくれて、事なきを得た。
カウンセリング受けていたから知っているけど、やるのは俺が思う以上に難しかった。
カウンセラーが、マジ切れしちゃあマズイよな。
その後、エリーゼの事を簡単に紹介して、エリーゼにも、マリンとカンナを紹介した。
紹介しあった後に、マリンとカンナに、エリーゼと一緒に帰ってもらい、他の犯罪者の事情を聞いた。
INTを確認した時に、ラティア様から返信に気付いたが、それどころじゃなかったので、今見てみよう。
『邪神は、あなたなら鑑定すれば分かります。邪神教徒は、あなたが鑑定すると、【○○の加護】と出るので、それで判断してください。INTが上がった事は、おめでとうございます。』
ラティア様、いつも少し遅いな。まぁいいや。とりあえず、残りの犯罪者の事情を聞こう。
マリンが公務所から聞いてきた話では、俺判断で、弁明の余地がなかったら、屯所の檻に入れてくれ。街に入れて、問題が起きたら、俺の責任という事だったので、事情を聞いて、全員、檻にいれた。
檻に入れた後、門を開け門番の仕事に戻った。
門を開けると、師匠達が立っていた。
師匠と女将さんは、笑っていたが、目が…。
その後、俺が事情を話すまで、アラームが鳴り響いていた。
※エリーゼは、ヒロイン3人目?2人目?カンナは、どうしよう…。とりあえず、エリーゼは、ヒロインです。あと、エリーゼの過去話を作るか迷いましたが、作ると辛い話になります。この話を作っているときに私の胸も痛くなったので、作らない予定です。
※前書きに書いたとおり、ヤバかったら教えてください。
次話載せてから寝る予定ですが、寝落ちしたらごめんなさい。




