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第2話 薬草採取

今日もおれは元気に 冒険者ギルド(ハローワーク)に顔を出した。

ここは 冒険者ギルド 冒険者ギルド と何度も唱えたおかげで 看板はばっちり


冒険者ギルド(ハローワーク)」と表示されている。


「春野さーん」

「はいはい 清水さん どうしました? 」

イケメン職員 春野さんとも仲良くなった


「今日は薬草採取 お願いします。」


薬草採取 異世界転移 お約束 初心者の定番だ。

なのに春野さんは難しい顔をしている。


「薬草採取ですか。うーん 清水さんにはまだ無理かなぁ。薬草採取って上級者向けなんですよ」

「なんでよ! 薬草採取って定番でしょ! 初心者の! 」


はーやれやれという顔をして春野さんは言った


「まず 薬草という名前のものはありません。

解熱だったら金貨草、食あたりだったら満月草とか全部違うんですよ。

薬効がある部位も葉だったり根っこだったり全部違うんです。

あと採取する時間帯とか時期、保存方法、覚えています?

簡単にとれる金貨草ですけど、それに似た銀貨草と区別つきます?

間違えて取ってきたら人死にますよ。

なので薬草採取は資格ないと受けられません。」


そして 奥から本を持ってきて どんと俺の前に置いた。


「はい これ覚えてから試験受けてください。話はそれからです」


ぐぬぬとなる俺に向けられる春野さんの無駄にイケメンな笑顔がまぶしかった。


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