9 囚われのオオモリ
「な…何ですかー、スパイって⁉全然、意味が分からないでーす!そんな証拠、どこにありまーすか?」
うろたえるおこめ父さんに、皇帝は淡々と言葉を紡ぐ。
「…シラを切るようだな。では証拠とやらを見せてやる…おい」
皇帝の合図に、兵士の一人が慌てて機械を操作し始めた。と、壁一面のモニターが一つの画面になり、ポタトリアを歩くおこめ父さんが映し出された。
そう言えばセリーナやアーサが以前、言っていた気がする。ポタトリアやどこかの国には空間記録装置と呼ばれる監視カメラがあると。
ポテサロフの言葉も思い出した。王の目と耳が国民を捉えていると。
画面には、おこめ父さんが塀の上に手をひっかけ、ジャンプしている映像が映った。
「ここは武器工場だ。そして明らかに貴様は、中の様子を偵察しようとしていた」
「あっ、あのそれは…確かに中を見ようとジャンプしましたが、何だろうと思っただけでーす!それに、ほとんど何も見えなくて…そのまま帰りました!」
黒い大きな筒がチラッと見えたが、あれも武器、もしかして大砲か何かだったのだろうか。
「ククク…後からなら何とでも言える。おい、あっちも見せてやれ」
さらに時間が遡り、今度は酒場に入っていくおこめ父さん達が映し出された。驚いた事に、酒場の中まで記録されている。
映像には、最初の一杯でイスから転げ落ちるおこめ父さんも映っていた。兵士達がギャハハハと笑う。ぐっ、恥ずかしい…
さらにカメラには、トイレから戻ったおこめ父さんが、店主に金貨を渡す所まで映っていた。でも工場近くの空間記録装置と違って、画角は横からだ。まるで近くの席の誰かに撮られたみたいに。
「この酒場で何をしていた?店主に金を渡して何か情報を得たのだろう。それに連れを酔わせて、何か聞き出そうとしたな」
「いやいや、そんな事は決してありません!信じてくださーい‼」
マズいぞ…確かにちょっと怪しい動きに見えてもおかしくない。それにしても、こんな店の中まで…
混乱するおこめ父さんに、皇帝がトドメの一言を放った。
「…そして貴様は、地下世界の人間ではないな」
「⁉そんな、僕はオオモリ…」
言い終わるより先に、兵士達がおこめ父さんをとっ捕まえ、バンダナとサングラスを剥いだ。
「や、やめろーっ!」
こんもりお米頭の、つぶらな瞳の顔が姿を現す。
「ぐっ、ぐが…」
皇帝は数歩近寄り、尻もちをついたおこめ父さんを見下ろした。
「ふん、貴様が地上からいきなりやって来た、オコメ・トーサンとか言う奴か…ライス=ボール・コメス王子にそっくりではないか。変装で誤魔化せると思ったか?」
皇帝は国の代表だから、当然ライスボール王子とは面識があるのだろう。だが、おこめ父さんが地上世界から来たことはどうやって知ったのだろうか。
例えばライス王国内に残るポタトリアからのスパイがいて、情報が漏れたのだろうか…
おこめ父さんが考えていると、皇帝の後ろから見覚えのある人物が現れた。
「あっ、ブドゥートゥ!そうか、お前が…」
イモモチ前国王と手下のデンプニスは捕まえたのだが、同じく手下のブドゥートゥはポタトリアに戻っている最中だった。恐らくポタトリアでイモモチ逮捕を知り、その後も情報を集めていたのだろう。
「ええ、私です。貴方を見かけまして、思わず手持ちの小型空間記録装置で撮影していました…酒場でもね」
くっ、間近で撮られていたのか…丁寧な言葉遣いが返って鼻につく。悔しいが、兵士達に身体を抑えられて手も足も出ない。
「もしかして、最初からこうするつもりだったんですか?一旦は僕を客として受け入れたように見せかけて、何か理由を付けて逮捕する…」
おこめ父さんの叫びに、皇帝ショカライはニヤリと唇を曲げただけだった。
「…連行だ。せいぜい丁重に扱って差し上げろ…何せ、大切なお客様だからな…ククク。あぁ、今度は容易に逃亡できぬよう、目隠しして差し上げろ」
兵士の一人が、先程剥ぎ取ったバンダナをおこめ父さんの顔に被せた。
視界が暗闇に包まれる中、おこめ父さんは両隣を兵士につかまれながら運ばれていった。
協議が一休みになっていたその頃、アーサとセリーナは二人でヤキモキしていた。クレムリンの会議室には、ライス王国代表の7人とアーサが揃い、イモモチやデンプニスのことで、ショカライ皇帝達との協議を続けていた所だった。その中で突如、皇帝が急用で席を外したのだ。
「遅いわね、トーサンも皇帝も…何かあったのかしら」
するとショカライが会議室に戻って来た。口元には嫌な笑みを浮かべている。
「…ご報告ですが、貴方がたの客人、オオモリ・グラシアスさんはスパイの罪で逮捕しました」
突然の物言いに、一瞬沈黙が流れる。が、すぐにアーサが憤慨した。
「何言ってるの⁉急に逮捕だなんて、そんなのおかしいじゃない‼」
「何もおかしくありませんよ、アーサ王女。おい、見せて差し上げろ」
兵士は先程の映像を会議室のモニターに映した。そこには武器工場の塀をジャンプして中を覗いたり、酒場で店主に金貨を渡したり、強い酒を飲んでイスから崩れ落ちるオオモリ・グラシアスが映っていた。
「…じゃが、これでスパイと決めつけるのはおかしいじゃろう!」「そうじゃ、あんたらはすぐ何でも逮捕したがる。真偽を確認するのが先じゃて!」
スシクイネ村代表のコハダ・エドマエ老人が怒り始めた。モチモチ村代表のキネウス村長も、怒りで顔を餅のように膨らませている。
隣から、セリーナ王妃が冷静に問いかけた。
「…彼を連れてきてもらえますか?私達は彼がスパイをするなんて思っていません。きちんとした場で、本人も交えて話をするべきです。その前に逮捕するのはおかしいのではないでしょうか」
皇帝はフンと鼻を鳴らした。
「残念ながら、我が国においてはこれらの挙動は、スパイとして認定するのですよ。皇帝が怪しいと判断すれば、ポタトリアでは逮捕できる。そして貴方がたがいるのはポタトリアだ…この国での出来事は、この国のやり方に従ってもらう」
アーサも、そしてセリーナも怒りでプルプル震え始める。しかしこの場を収めたのは、意外な人物だった。
ベイカー村代表のターン・ハピネスが二人の背中に向かって話し掛けた。
「セリーナ殿、アーサ殿。ここは一旦引いてはいかがでしょう。向こうの言い分も幾分かは筋が通っているし、このままでは少々分が悪い。ライス王宮へ戻って皆で協議致しませぬか」
普段あまり発言をしないターンの提言に、アーサもセリーナも驚いたのだが、彼の言葉にはどこか説得力が有る。二人と他の村の代表者達は互いに目配せし、頷きあった。
「…分かった、出直すわ。それまで彼の事、丁重に扱ってよね!」
皇帝は再びフンと鼻を鳴らした。
「また来ても罪は変わりませんがね。せいぜい頑張るのですな…おい、お客様達がお帰りだ」
アーサ達がライス王宮に戻ると、6人の若者達が集まっていた。
「あなた達、どうしてここへ?」
サケマロが代表して答える。
「うぃー、体力温存しておいて宮殿に集まっとけって…キネウス村長からの手紙が来たんですよ。夕方からアイビードームで修行の予定だったんですけど、止めてこっちに来て待ってました」
この発言に一番驚いたのは、キネウス村長自身である。
「何じゃと⁉わしゃそんな手紙、書いとらんぞ!何を言っとる」
「えぇー、だって見てくださいよこの文字、村長のでしょ?」
ノリスケが手紙を開いて皆に見せる。ミミズの這ったような、読みにくい独特な字である。
「ううむ、確かにワシの字じゃが…いや、しかし覚えが無いぞい。どういう事じゃ!」
若者達も逆に驚きを隠せない。
「だって、俺達4時ぐらいにドームに行ったんですけど、そしたら手紙が置いてあったんですよ⁉村長、機械嫌いだし手紙も有り得るかなって…それにスマポも繋がらなかったし」
「それは、ポタトリアにいたからじゃな…ええい、訳が分からん!」
若者達も村の代表者達も、混乱して静まり返ってしまった。沈黙を破ったのは、先程のターン・ハピネスであった。
「すまぬ、キネウス殿…私が手紙を書いたのだ。機械が嫌いで若者達の信頼もあるから、皆信じてくれると思ってな」
「何と、そんなにわしゃ若者に信頼があるか…いやいやそこじゃないわい!なぜそのような事を…ん?お主、本当にターンか⁉」
キネウスがグッと顔を寄せると、ターン・ハピネスは一歩退き、そして自分の顎の下に手を掛けた。
そしてそのまま手を上げると、ベリベリと顔の皮が剥がれ始めたのである。
「えぇーっ!」
顔の皮の下から、全くの別人が姿を現した。その顔は目の部分以外が布に覆われている。
「…あなた、カキタネ?」
ただ一人セリーナが呟くと、男は軽くうなずいた。
「皆、隠していてすまなかった…拙者、ハンゾー・カキタネと申す。ターン殿には本日ちょっと代わって貰っておったよ」
「カキタネさんには、影から王国を支えてもらっているの。時には私も知らない事までご存じで、表立ってしづらい情報集めや、難しい調整を影からサポートしてくれているわ」
セリーナの言葉に、スシクイネ村代表のコハダ・エドマエ老人が驚きの声を上げた。
「おお…噂には聞いたことがあるぞ。ベイカー村には代々、忍の一族がおると。まさか本当じゃったとは…」
「ガハハ、同じ村だけど俺も知らなかったぜ!変装してたって事は、ターンさんは知ってたのかぁ…?」
ボリンが笑いながら尋ねる。
カキタネは同意するように目を薄く閉じた。
「左様。ターン殿は知っておる。そして今日、ここでも名を明かした訳だが、拙者の事は皆だけの秘密として欲しい…むろん、お主らの事は信頼している」
レタスが大きく頷いた。
「それはもちろんっす!多くの人に知られると、王国を影からサポートし辛いっすもんね…でも、イモモチ国王の時も色々やってたんすか?」
ややあってカキタネは再び目を開けた。目尻に微かに悲しみの色が見える。
「…忍の恥だが、あの時はほとんど活動出来ていなかったよ。イモモチに目を付けられていて、手下の何人かに24時間見張られていた。もともと奴が兵隊長の頃、互いに面識を持ったのだが…今思えば、向こうはあれからずっと警戒していたのだろう。拙者の落ち度だが、奴が十年以上も真面目に仕事に取り組んでいるように見えたので、あんな事になるとは予想しなかったよ。国王騒ぎでライスボール王子とコメス一族が間違ってない証拠を探していたら、矢のような早さで奴が国王になった。同時にスパイの疑いを掛けられて、いきなり監視が始まったよ…スマポなんかも取り上げられそうになった。辛うじて先に粉々にしたがね」
こんな所にも、前国王イモモチの影響を大きく受けた者がいたのだ。カキタネはさらに続けた。
「…この状況をぶち壊してくれたのが、米の人…いや、オコメ・トーサンだったよ。彼には本当に感謝している」
アーサが途中で口を挟む。
「そうよ、トーサンよ!大変なの、トーサンがポタトリアで捕まっちゃって…」
「えっ、何でトーサンが⁉」
「…私達のために、ポタトリアで情報を集めてくれようとしたの。皆やカキタネにも相談すれば良かったわ…」
セリーナの顔に後悔の念がにじむ。カキタネは静かに言葉を返した。
「彼は止めても行ったと思うよ…実は拙者、先にトーサンと会ったのだよ。それで夕方、ポタトリアを見学しに行くと聞いてな…万が一何か有っては、さすがに拙者一人では厳しいと思うて、それで若者達を呼んでおいたのだよ」
ナット・マキがメガネをずりあげた。
「と言うことは…我々が手助けって話ですね」
「あぁ、それを話し合いたいと思うてな…村の代表達もいるしちょうど良いかと」
「そんなの決まってますよ!すぐ助けに行きましょう‼」
カキタネが言い終わらないうちに、叫んだのはビーフンだ。
「…そうじゃな。それしか無いじゃろう」
「ここで助けんで、いつ助けるってんじゃい!」
「うぃー、許せねえぜポタトリア!トーサン・オコメを取り返すぞ‼」
年寄りも若者も、異口同音に賛成した。
「皆ありがとよ…では、まず米の人が今ポタトリアのどこにいるか、確かめるよ」
カキタネはポケットから小さく畳まれた紙片を取り出した。広げるとそれはかなり大きな地図で、どうやらポタトリアの町が描かれているようだった。
「さて…王子の時は不覚を取ってしまったが、今回は印を付けることができたよ」
そう呟きながらカキタネは、右の掌を地図の上にかざした。すると右手が黄色く輝き出し、呼応するように地図上の一点が光り始める。
「ここって…クレムリン?」
セリーナの問いに、カキタネが頷きながらもう一枚、地図を取り出した。今度はクレムリンを大きく引き伸ばした地図のようだ。
先程と同様に手をかざすと、地図上のクレムリンの城内で光が輝き出した。
「ここは恐らく…地下の牢獄だよ」
「何じゃい、あやつまた牢獄に入れられたんか?」
キネウスが嘆いた。ちなみに彼もこないだ、おこめ父さんと一緒に牢屋に入った仲だ。
「すごいな…これがエレクトルですね。トーサンを追跡できるんですか?」
ナットが目を見張った。
「あぁ、印を付けておくと地図で追うことができるんだよ。嫌な予感がしたもんで、別れ際にトーサンに印を付けておいたよ」
「ポタトリアってスマポの電波も遮断されてるのに、これは通じるんですね…」
「スマポは特殊な電磁波で国外の通信を止めている。拙者のはそれには負けんよ…おお、それより居場所が分かったから、作戦を立てるとしよう。それからセリーナ殿…お願いがござる」
少し時間を戻すと、トーサンは目隠しされたままクレムリン内の牢獄に連れて行かれていた。
「さぁ、ここだ」
兵士に突き飛ばされ、おこめ父さんは冷たい地面に尻もちを付いた。目隠しされていたバンダナを下にずらすと、薄暗い空間に、いくつも縦に鉄格子の扉が付いているのが分かった。何だよもう、また牢獄か…
おこめ父さんを連れてきた兵士達は、鉄格子の外で何やら話している。
「なあ、こいつが着けてる機械とかは取り上げなくて良いのか?」
「言葉が通じねえと、指示が伝わらなくて面倒くせえからな…だからそのままで良いんだとよ」
「ああ、なるほどな…」
兵士達がいなくなると、おこめ父さんは尻もちの格好のままため息をついた。
再びの牢獄で、しかも場所はポタトリアと来ている。逃げ出そうにも、牢屋を突破した後にどこかのエレクゲートまで辿り着かねばならない。さて、どうしたものか…
おこめ父さんは自分の置かれた境遇を段々理解し、背筋が冷たくなってきた。ショカライ皇帝は最初からおこめ父さんの事を地上世界の人間と分かっていて、自分を捕まえるためにポタトリアを自由に行動させたのだろうか。それではやはり、容易には帰して貰えそうにないだろう。
アーサやセリーナには申し訳ない事をした。工場をチラ見しなきゃ良かった…いや、何にしても捕まえる気だったのかも知れないが。
肌がブルっと震えた。恐ろしさだけでなく、若干肌寒い気がする。さっき暴れたから、汗が冷えてしまったようだ。
ここは地下世界の中でもさらに地下らしい。ライス王国でイモモチが作った地下牢獄に似ている。目隠しまでされて、ずいぶん厳重な扱いだ。
…そう言えば、すごいエレクの奴がポタトリアで、2年半ぐらい前に捕まったとピロシキンが言っていた。真偽の程は不明だし、ましてそれがライスボール王子かなんて憶測に過ぎない。そもそも、捕まえた後どうしているかも分からないのだ。
…だが、本当にそれが王子で、しっかり捕まえておくとしたら、それこそ皇帝の目の届く所にするんじゃないだろうか。あれ、確かポテサロフ達が似たような事を…
おこめ父さんは腰を据えて、じっくり思い出そうとした。
そうか、ポテサロフがそんな凄い奴なら厳重に捕まえとかねえとって言ってたんだ…あれ?そっからピロシキンかボルシチョフのどっちかが若干、妙な発言してたよな…何だっけ?
冷えた身体が、却っておこめ父さんの記憶を活性化させたのかもしれない。もう一度ブルっと震えたおこめ父さんの脳裏に、ピロシキンとボルシチョフの笑い声が蘇った。
「ハハハ、それこそ要塞にな!」
「違えねえ、ガハハハ!」
要塞。
それこそ要塞…「それこそ」って何だ?
自動通訳装置の通訳がちょっと上手くないのかな?と思っていた。だが酒も抜け、頭も冷えた今、その言葉と繋がる何かが心の隅に引っ掛かっている。
要塞か…あの時は多分彼らは、ロシア語で言ってたんだろうけど…
「あっ‼そうか、あの時…」
緖小芽市役所での昼休み、おこめ父さんが海外の旅行ガイドを見ていた時だ。
当時、行ったことのない国のガイドを読みまくるのに凝っていたのだが、隣の席の舞ちゃんに聞かれたことがあったのだ。
「先輩、ロシア好きなんですか?」
「いやー、適当にいろんな国のガイド見てるだけだよ…でもいつか行ってみたいんだよね。ほら、このグレムリンって宮殿、お城の形とか独特で凄く良いんだよ!あれ…クムレリンだっけ、クレルムリ…」
舞ちゃんが控えめに笑った。
「クレムリンです。ロシア語の発音だと『クレムリ』が近くて。クレムリは元々『要塞』って意味らしいですよ」
「へぇー、舞ちゃんはロシア語も分かるんだね…」
「学生の頃かじったぐらいですけど」
クレムリン。元は「要塞」という意味だったのが、あの有名な宮殿を指すようになった。
確定では無いが、限りなく核心に近づいた気がする。あの時きっと、あえて「要塞」というニュアンスで発言したのだ。
「2年半前に捕まった凄いエレクの奴」は、きっとこのクレムリン内の牢獄にいる。
だが、ここからどうするか…どうせ捕まった身だ。王子がいないか探してみるか?でもどこを?
一つ謎を解いた気分で少しホッとしたのか、何だか急に眠気が襲ってきた。時差があるからライス王国や日本では夜8時頃のはずだ。今日は色々あり過ぎて疲れがたまっていた。
…よし、少し横になって考えよう。リラックスすれば良い考えが浮かぶかもしれない。
申し訳程度に敷かれた薄いゴザを身体に巻いて、おこめ父さんは横になった。色々考えようとした途端、彼は眠りに吸い込まれて行ったのだった。




