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聖獣天馬ペガサス

【残酷な描写】殺戮・戦闘の残酷描写があります



「ポポロ!」

ウェリーが叫ぶ!

私とケープはユキの背に乗り、ウェリーとライエル皇子はベランダから天馬に飛び乗る。

ユキとポポロはそのまま空を駆け抜ける。

ライエル皇子の小さな傷口が紫色に変わっていく。

「ルミエの毒だ!」

近くの森に一旦降りて

「俺が腕を切る。皇子様覚悟!」

そう言ってウェリーがライエル皇子の左手を肩の下で切断する。

絶叫が森に広がる。

ユキが《ナオス》を繰り返す。

一応、血は止まったが……

「静かに!」

魔獣に取り囲まれた?

ユキが低くうなり声を出すと、魔獣は一定の距離を取った。

「ポポロだよな?」

そう言ってウェリーはペガサスを抱き締める。

「綺麗だ!」そう言って天色の翼を撫でる。

ウェリーの極上の笑顔だった。

その瞬間ポポロとウェリーの姿が消えてしまった。

「ウェリー何処に行ったの?」

ケープは泣きそうだった。

「どうした?俺は此処に居るぞ」

「姿が見えなくなったの……」

私も驚きを隠せない。

「隠遁の魔法?ポポロがしたの?」

ケープの目が今度はキラキラと輝き始める。

「そんな事出来るのか?ポポロ」

ポポロが笑った気がした。


「あっ!!荷物がない。大事な荷物が入っているのに」

今あるのはポーチのみ。食料は少しあるが……。

「僕もだ。大事な本が入っているのに」

《ポポロ かくれる できる》

「ナイスアイデア!でも……」

「何か案があるんだろ?」

私は悩む。

「ポポロ、ケープと共にあの城に戻って大丈夫と思う?」

《うまく かくします》

「俺にもポポロの声が聞こえたぞ」

「僕も!」


圭兄だけに伝わるように、私は手紙を日本語で書く。

「城に戻って荷物を取ってきたら、魔獣討伐に行っている勇者にこの手紙を渡して。

危ない事はしないでね。ケープが出来る事だけでいいから」

「すまない。城に戻るなら母上の様子を見てくれないだろうか?

本当に殺されたのか……?」

「わかった!僕出来る!」


「本当に一人で大丈夫?」

「うん」

「ポポロ、頼む」

ポポロが翼を広げケープを乗せる。綺麗な天色の翼だ。

目の前で二人が消え、翼の音だけが聞こえた。

飛び立った後、切り取ったライエルの腕をユキが燃やす。


読んで頂き有り難うございます。

感想等いただけると嬉しいです。

宜しくお願いします。

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