表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

70/104

神獣玄武と魔石

族長達の奥に鎮座していた神獣玄武様であった。

「綺麗な虹色魔石だ。余程可愛がっていたのだな」長老が呟く。

《虹色魔石に強い想いがあると魂が生まれ変わることができる。

ただ、何時、何の動物か魔獣に生まれ変わるかわからんぞ。

それでも待つ事が出来るかの?》

「別の魔獣に?」

《そうじゃ。後は神頼みじゃな》

ウェリーは少し考えた後、

「かまいません。もう一度逢えたら嬉しいけど、今度はポポロが元気に過ごせるなら」

《わかった》

玄武様の前に虹色魔石を置くと、呪文と共に空気になって消えていく。

( 神様……? )

「あの、緑の妖精トキは今どうしていますか?」

《あぁ、伝言だけ落として、また何処かに行ってしまった。

 たぶんハーデル様を探していると思うが……》

「ハーデル様を探している?」

《妖精トキがハーデル様の居場所を知らんとは由々しきことじゃ》

「神様達も知らない?」

《たぶんな。あんた神様の使者じゃな。気を付けろ狙われておるぞ》

「はい」

《そうだ》

そう言って玄武様は、赤青紫が混ざり合った魔石をふたつ渡してくれた。

《変人の魔石だ。ユキとノースに使うといい》

(変人?)

玄武様が呪文を唱え霊力を魔石に注ぐ。

魔石を握らせると、二人が人の姿に変貌する。

(あぁ、人に変える魔石ってことだ……)

ユキは白髪で勿忘草色の瞳を持つ青年に

ノースは漆黒の髪に濃紺の瞳をもつ老紳士になった。

何故か二人とも和服姿だった。

ユキの頭には猫耳が……

《格好は使役主のイメージによるものじゃからな》


圭兄が笑っている。恥ずかしい!

もう一度イメージ!

袴をアレンジした形と白と黒のローブに少し変わった。

《武器も持っていけ》

そう言って二つの剣を頂いた。

ユキは炎の剣、ノースは氷の魔剣になった。

「どうしてここまで?」

《この世界の危機かもしれんからな……》


第五族長のゲルダが帰ってきて

「シルバーフェンリルが数匹居なくなっていたそうです」

悲しい知らせだった。


読んで頂き有り難うございます。

感想等いただけると嬉しいです。

宜しくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ