ギルド登録
次の村に行く為に身分証となるキルドカードを作る。
村長の奥さんが機械を操作してくれる。
コピー機のような機械の上にハガキの大きさの白金の板があり、それに左手を乗せる。
眩い光が板と手を包みんだかと思ったら一気に小さくなり、2×5cm程のメタルタグプレートに変化した。
プレートには名前と年齢だけが彫刻されている。
「これが身分証明になるからね。無くさないように!
再発行は出来るけども、他の物より難しいからね」
他の物?
見習いは板切れに自分で名前を書いて持ち歩く。
初心者は鉄板、後は銅板、銀板、金板冒険者となる。
白金板冒険者は特別者または超上級者らしい。
目立たない方がいいので普通の方が良いと言ったが
「昔からこれだけは使徒様用に用意されていたのですから……」と奥さんに懇願されて仕方なく了承する。
「裏も確認してください。普通は冒険者のレベルが見えますが、“精霊の使途”と入っているはずです」
慌てて裏を見る。
ポログラムのように角度を変えながらみると、しっかり“精霊の使途”という文字が見える。
感心して、そして少しだけ落胆する。
プレートにチェーンを付け腕につけた。
余程のことが無い限り裏を見せる事はないだろう……。
この様子をケープが真剣な目で見ていたことに私は気付かなかった。
この村の子供達のためにと、熱冷ましの薬を十個ほど作ると、
『レベルが上がりました』とタブレットが呟く。
魔法の本を開くと二頁目に
―― 調薬魔法Lv.2
(熱冷まし2の作り方 固体)
ヨムギ草 葉二枚
クサヤミ草 葉三枚
蜂蜜 適
魔力 弱でまとめ丸薬とする
(子供は一錠・大人は二錠)
読んで頂き有り難うございます。
感想等いただけると嬉しいです。
宜しくお願いします。




