コタです
コタです。
オイラがこの世界に来て…えーと、9月だったから、どれだけ経ったんだ?
とにかく、冒険に出発です。
まずはパーティメンバーをスカウトする為に、領主さんのいる町へと向かいます。
それから、王都を突っ切って、山脈へ向かい、山脈を越えて、そこにあると言う【伝説の冒険者パーティのいた国】を目指します。
……で?その後はどうするんだろう?
『おー、ここが【伝説の〜】か、うん、スゴイ。
さあ帰ろうか』
になるのかな?
うん、わかんないや。
とにかくオイラは付いて行くだけだ。
冒険に出るのに準備もしたよ。
オイラの担当は、まずは伝書鳥の勧誘。
山の上の方へ行って、怪我した鷹を見つけたんだ。
縄張り争いで負けちゃった若いオスの鷹だよ。
「他の縄張りを探すのもいいけど、山の下の村とオイラ達の間を、手紙を持って行き来してくれたら餌の保証をするよ」
と持ちかけると、案外あっさりOKしてくれたから、一つ目はクリア。
そしてもう一つが、料理の下ごしらえ……の監修。
色々口を出しだだけで、実際作ったのは、マコちゃん達のお母さんと、近所のおばちゃんや、若奥さん達だもん。
【異世界に来て料理スキルが目覚めた】
なんてイベントは起きませんでした。
オイラは見て、横から口出しするだけ。
……うん、これ元の世界じゃあ女の子に嫌がられるパターンかな。
『作りもしないくせに口出すなよ』
って怒られそう。
…………下ごしらえしてもらったから、きっと後はどうにかなるハズ!
オイラが作れなくても、他の3人……2人がなんとかしてくれると思う。
え?誰を外したか?
それを聞いちゃあダメだよ。
準備に一月ほどかけて、オイラ感覚で年明けの2月、こちらで言う暖季に出発する事となりました。
午前中に村を出て、昼は道端で弁当を食べて、昼過ぎ頃に隣村へ到着。
道中は、魔物や盗賊にエンカウントする事もなく……、いや、魔物は元々いないし、盗賊なんてもしいたとしても、こんな国の端には出ないでしょう。
隣村で、マコちゃん達は知り合いに挨拶をして、ミトさんは少しの時間を使い商売。
オイラはぼーっとしてました。
やる事ないし、見て回るものも無いし。
何より歩いての長距離移動で疲れたよ。
筋肉痛になりそうです。
隣村を出て、陽が傾く頃には二つ目の村に到着。
この村はマコちゃん達の村や隣村よりちょっと大きいです。
北の砂漠に有る村と交易があるとかなんとか。
砂漠に有るいくつかの村は、砂漠でしか実らない木の実や、香木などをこの村で物々交換して行くんだって。
で、この村にその木の実や香木を買い付けに商人が来るそうです。
ただ、この村と交易している砂漠の村が、小さな村なので、交易の規模も小さいんだって。
もっと王都寄りの町では、輝石なんかが取れる大きな砂漠の村と交易してるので、栄えているとかなんとか。
道行でミトさんが教えてくれたけど、歩くのに必死で「へー」としか返せなかったオイラです。
この村で一泊して、明日更に村二つ超えた所に、領主さんの直営……直属?あれ?なんて言うの?
直接治める町に到着するそうです。
そこでスカウトして、上手くいけばそのまま西へ。
そこで断られたら、村へ戻る事となるそうです。
以上コタがお届け致しました。




