201 「箱の中の羊」
はいこんにちは。
今回もまた映画の話題。
こちらは邦画で、2026年カンヌ国際映画祭コンペティション部門へ出品された作品でしたよね。
〇「箱の中の羊」
2026年製作
原案・脚本・監督:是枝裕和
出演:綾瀬はるか / 大悟 / 桒木里夢 / 清野奈名 / 寛一郎 / 柊木陽太 / 角田晃広 / 野呂佳代 / 星野真理 / 中島歩 / 余貴美子 / 田中泯 ほか
日本 125分 G
監督は、あの「怪物」や「万引き家族」の是枝裕和監督。
主演のおふたりは綾瀬はるかさんと、夫役としてお笑いコンビ「千鳥」の大悟さんです。このおふたりがご夫婦役。
ときは、今から少し未来。
鎌倉に住む建築家の妻・甲本音々と、工務店の二代目社長・健介の夫婦は、2年前にとあることで7歳になる息子・翔を亡くしています。
ヒューマノイド開発会社から、事件や事故で子どもを亡くした親に、子どもそっくりのヒューマノイドを試用サービスとして提供するという企画を知らされ、悩んだ末にふたりは自分の息子・翔にそっくりのヒューマノイドの少年を自宅に迎え入れることに……。
そのヒューマノイドがあまりにも自分の息子にそっくりで、本物の人間と見分けがつかないほど精巧にできていました。感動し喜ぶ音々。一方で夫の健介は気味悪く思い、戸惑うばかりでした。
そうこうしながらも、次第にうちとけあっていく三人。
けれども翔は、ひょんなことから自分と同じヒューマノイドの子どもたちと出会い、夫婦には内緒でかれらとの交流を始めていくのでしたが……。
鎌倉の静かな街並みとも相まって、全体に非常に静かで、そっと心に迫ってくる物語。
印象に残ったのは、この物語の中で重要なモチーフとなっている、あのサン・テグジュペリの「星の王子さま」です。そもそもタイトルからして、「星の王子さま」からとられていますしね。
愛とはなんだろうか、生命とはなんだろうか、そして人間とはなんなのだろうか……と、観ながらいろいろと考えさせられました。静かな感動のある映画です。よろしかったらどうぞ。
はでは、今回はこのあたりで。




