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194/208

194 映画「レンタル・ファミリー」

 

 はいこんにちは。

 今回はちゃんと劇場で拝見してきた映画です~。

 前々から気になっていたのですが、上映期間が終了した劇場が多くて諦めていたところ、いつもの塚口サンサン劇場さまが短期間の上映を決めてくださいましてね。


 そうそう、塚口サンサン劇場さまといえば、「よーいドン!」という情報番組でこのほどまた紹介され、そこで「となりの人間国宝さん」の称号をいただいたそうで。

 さすがは塚口サンサン劇場さんですね!


 さてさて。今回そこでまた観てきたのはこちらの映画。


 〇「レンタル・ファミリー」(原題または英題:「Rental Family」)

 2025年製作

 原作:アイザック・ディネーセン(カレン・ブリクセン)

 監督・脚本:HIKARI

 脚本:スティーブン・ブレイハット

 音楽:ヨンシー / アレックス・ソマーズ

 出演:ブレンダン・フレイザー / 平岳大 / 山本真理 / ゴーマン・シャノン・眞陽 / 柄本明 / 木村文 / 安藤玉恵 / 森田望智 / 篠崎しの / 真飛聖 ほか

 アメリカ 英語・日本語 110分 G


 主人公フィリップを演じるのは、映画「ザ・ホエール」で第95回アカデミー主演男優賞を受賞したブレンダン・フレイザー。演者としてだけでなく、制作総指揮のところにもお名前が挙がっています。


 タイトルを見ればある程度予想される内容かなとは思うのですが、一応ネタバレを避けつつまたご紹介しようと思います。


 フィリップは、かつて歯磨き粉のCMで一世を風靡したことのある中年の俳優。東京を拠点に俳優としての仕事を細々とやっていますが、世間からは忘れ去られたような存在になり果てています。

 大柄な体を、小さな電車の椅子や小さなアパートに詰め込むようにして暮らしていましたが、ある時不思議な依頼を受けてとあるお葬式に出向くことに。

 そこでの出来事をきっかけに、一風変わった人材派遣の小さな会社に登録することになります。

 そこでの主な仕事は、「人間の貸出」。依頼人の求めに応じて、短期間のうちに様々な立場の人間を演じる仕事だったのです。

 フィリップは以降、ある時はとある女性の結婚相手になり、またある時は引きこもりの男性とひたすらゲームをする相手になり……と、さまざまな「役割」を演じながら働くことに。

 ある時、フィリップはとある母親からの依頼を受けます。それは、娘の中学入試のために、別れたはずの夫の役をやってほしいというもの。しかも、娘に対してはずっと本物の父親のようにふるまってほしい……というのです。


 もともと正直で誠実な人柄のフィリップは、はじめのうちこの仕事に対して尻込みしていましたし、この「本物の家族のようになって」という依頼にはますます戸惑うばかり。でも、依頼人の娘である美亜との交流が深まるにつれ、彼女をいとおしむ気持ちはどんどん本物になり、それにつれて罪悪感や戸惑いもおおきくなってゆき……。

 その仕事と並行して、かつての名優・喜久雄を取材する記者の役などもおこないながら、フィリップは少しずつ自分の心に変化が生じてくるのを感じるのでしたが……。


 いやもうね、とにかく出演者のみなさんが素晴らしいです。主役のブレンダン・フレイザーさんが細やかな心の機微を見事に演じておられますし、周りを囲む日本の俳優さんたちもリアルで自然な、心を動かされる演技。子役のゴーマン・シャノン・眞陽さんも本当に素晴らしい。

 冒頭はあちこちクスッと笑えるシーンも多いのですが、終盤にいくにしたがって涙がこぼれます。

 本当にこちらもよい映画。お勧めです!

 ではでは、今回はこのあたりで。


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