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183 映画「ナースコール」

 

 はいこんにちは。

 今回もまた映画のお話。行こう行こうと思いながらなかなか行けなかった(時間が合わないなどで)映画なんですが、このほどようやく観に行けましたので!


 〇「ナースコール」(英題または原題:「Late Shift」)

 監督・脚本:ペトラ・フォルペ


 音楽:服部隆之

 出演:レオニー・ベネシュ / ソニア・リーゼン / アリレザ・バイラム / セルマ・ジャマール・アルディーン / ウルス・ビーラー / マルゲリータ・ショッホ / アルバーナ・アガイ / リドバン・ムラッティ / ユルバン・ギゲムデ / エリザベス・ロッリ / ドリス・シェーファー / ユルク・プリュス / エレミヤ・チュン / エバ・フレドホルム / アンドレアス・ボイトラー / ラーレ・ヤバシュ / ドミニク・レンディ / アンナ=カタリーナ・ミュラー ほか

 2025年 スイス・ドイツ合作 92分 G


 もうね、最初からと言うか、すでにテレビでの映画紹介を見ていたため、どういう内容の映画なのかはわかっていまして。そのため、なるべく疲れていない休日の午前中という時間を選んでいきました。いつものように仕事帰りに見るとつかれすぎるに決まっていると思ったんですよね……。


 キャストをご覧いただけばわかる通り、群像劇の様相が強い作品でもありますが、基本的にはたったひとりの女性ナース・フロリアの視点ですべてが進んでいきます。キャストの名前をご覧いただくと、人種的にもかなり多種多様な人々が参加していることもわかっていただけるかと。


 舞台は人手不足に苦しむ州立病院の満床の病棟。しかも癌患者が多い病棟です。

 看護師・フロリアは、自分自身のプライベートな家庭の問題も抱えつつ、その病棟で働いている女性です。

 その日、病棟ではもともと人が少ないところへもってきて、同僚がひとり病欠をしてしまっています。映画の中では「遅番」ということになっていますが、三交代制の日本のナースなら「準夜勤」にあたるのかな? と思いながら観ました。まだ明るいうちに病院に入り、暗くなってから帰宅する形です。


 これから一緒に働く同僚に「安かったの」と言って見せた新しいスニーカーを履いて仕事を始めるフロリア。ところがもう、早々にトラブルに次ぐトラブルで、普段以上に忙しい。看護学生もやってきており、その人の教育も任されて、フロリアはもう手一杯の状態です。

 そんな中でもプロ意識の高いフロリアは、ひとりひとりの患者に向き合い、時には不安を抱える患者と一緒に歌を歌ってあげたりなどまでしつつ、その大変な一日を過ごしていくのでしたが……。

 あまりの忙しさと、ワガママな患者たちのクレーム対応で神経をすり減らしていくフロリア。そんな中、遂に手に負えない事態に直面して……。


 画面はほとんど、フロリアの背中を追いかける形で進んでいきます。

 90分程度の比較的短い映画なのですが、そうとは信じられないぐらい、リアルに看護師の仕事の流れを忠実に追っている感じです。もう本当に、次々に次々に仕事がやってくるしナースコールは鳴り続ける。本当に消耗させられる。嫌が上にも、観るこちらも看護師さんたちの気持ちになってしまう。

 そして、どこの国にもある看護師の人手不足の問題について考えざるを得なくなります。

 もちろん看護師だけではなく、介護士も保育士も教師も足りなくなっていきつつあるのですけれどもね。


 疲れている時にはお勧めできませんが、やっぱり一度は観ておいた方がよい映画だなと思いました。よろしかったらどうぞ。

 ではでは、今回はこのあたりで。


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