たまにはいいじゃないか
いっつも思うのですが、会話が多すぎですね。読みにくい・・・orz
でもやりたいからしょうがない!許して!
「会長ー質問です。」
僕は手を上げて会長に向かって言った。
「はい。なんでしょう小鳥遊さん。」
「はい、生徒会って何するんですか?」
「主に先生から頼まれた書類の整理、生徒会誌の発行、イベント関係の総監督ね。」
「おー。結構仕事あるんですね。」
「ええ。でも基本的には雑用よ。」
なんだって・・・・。聞きたくなかったよそんなこと・・・。せっかく勇気を振り絞って生徒会に入ったのに・・・。これじゃ詐欺だ!そんな感じに落ち込んでいた僕を見かねてか会長がフォローを入れる。
「大丈夫よ!二割はちゃんとした仕事だから!」
「本当にほとんど雑用じゃないですか!フォローになってませんよ!」
「なんていうのは冗談よ。」
「あ、良かった・・・。まあ流石に八割が雑用とか生徒会の意味ないですもんね。」
僕は安堵のため息をつく。良かった。これで無駄な三年間にはならないだろう。
「ちゃんとした仕事は一割よ。」
「会長。生徒会をやめるにはどうすればいいですか?」
「待ちなさい!私が悪かったわ!大丈夫!本当は雑用の方が少ないから!」
「本当ですか?」
「本当よ!信じて!」
まあそこまで言われたら信じるしかないだろう。まあそもそも一度入ったからにはやめる気なんてさらさらないし。もう逃げないって決めたんだから。
「おホン。では早速これからのことについて説明するわね。」
咳払いをひとつして会長は話し始めた。
「見てわかるように、今生徒会は私とあなたの二人しかいません。さて、これがどういうことかわかるでしょうか?はい、その通りです。これじゃあ生徒会を運営できない!生徒会は学校の中心!このままではこの学校が機能を停止してしまう!と、いうわけでこれから一週間残りのメンバーを調達しに行きます。」
「じゃあなんで僕を一番最初に誘ったんですか!?もっといい人誘えばいいじゃないですか!」
「あなたが一番良いと感じたからよ。」
「・・・!」
初めてだった。自分が必要とされていると実感できたことが。自分を認めてもらえたことが。こんなに嬉しいことは生まれて初めて感じたことがなかった。
「会長・・・・。」
やばい、ちょっと泣きそう。目の淵に溜まった水を袖で拭う。そんな姿を見かねた会長は笑顔で言った。
「いや、あなたがあまりにも可愛かったものだからつい。」
「・・・・・へ?」
「あなたがあまりにも可愛かったからつい。」
「いや、別に聞こえてなかったわけじゃないですよ!二回言わなくてもいいですよ!」
「大事なことだったから。」
「それがですか!?そんなはっきり言ってどうでもいいことが!?」
「どうでもいいですって!?可愛いは正義よ!可愛い子は何をしても許されるのよ!」
会長はヒステリックに叫ぶ。椅子から立ち上がり、身を乗り出し、目を見開き、僕に訴えてくる。
「会長怖いです・・・。」
僕は身をよじらせ、上体をそらす。
「いい!?この生徒会にはね、可愛い子が必要なのよ!ブスには興味ないわ!」
「ひでえ!っていうかそれじゃあ男子入れれないじゃないですか!」
「男は例外よ。」
「もしかして『イケメンに限る』ですか?」
「なぜわかった!?」
「そりゃわかりますよ!」
だめだ、疲れた・・・。もうおうちに帰りたい・・・。
「まあいいわ。小鳥遊さん、いいえ、優、さっきも言ったけど、あなたはこれから一週間、生徒会メンバーを集めてもらいます。」
「美女またはイケメンですか?」
「当たり前じゃない。」
「はい・・・。」
「それじゃあよろしく!学年は別にどこでもいいわ!有望な人材を待ってるわ!それじゃあ頑張ってね!」
「はい・・・。」
僕は生徒会室をあとにした。はあ、疲れた。家に帰ろう・・・・。
―――――
昇降口に戻ると見慣れた人影を発見した。
「あ、仁・・・・・くん。」
そこにいたのはかつての親友だった高橋仁だった。とっさに呼び捨てで呼びそうになってしまった。
「ん?おぉ、優か。こんな時間まで何してたんだ?彼氏と○○○か?」
「ちょっ!そんわけないでしょ!大体彼氏なんていないし!」
男と付き合うとかありえない!想像しただけで吐き気が・・・うっぷ。
「冗談だよ。んで、何してたんだ?」
「ちょっと生徒会の仕事をね・・・。」
「優生徒会に入ったのか!?すげえな。」
「会長に誘われたの。」
「あー優成績いいからなー。納得納得。で、今から帰り?」
「うん。」
「途中まで送ってくよ。といっても帰り道同じだからどっちかって言うと一緒に帰ろうぜって感じだけど。」
「・・・・ありがとう。」
久しぶりに仁と一緒に帰る。中学校以来な分、妙にそれが嬉しく、つい俯いてしまった。
―――――
「あのさー、優の家、いまいちよくわかんないんだけど。」
しばらく歩き、最初に口を開いたのは仁の方だった。
「え、どういうこと?」
「だってさ、お前の苗字小鳥遊で、悠の苗字も小鳥遊っておかしくないか?確か、お前の父親が悠の母親と兄妹なんだろ?それってつまり、悠の父親は婿にいったってことか?それで二人とも同じ苗字なのか?それと、お前も、あいつも、同じ『ゆう』って、親はそのへん考えなかったのか?」
う、鋭いな。いや、これが普通の反応か。
「実はね、私の両親は私が高校へ上がる少し前に死んだの。それで、小鳥遊家へ養子として入ったの。それで苗字が小鳥遊になったんだー。名前の方は、私実は悠と同じ誕生日で同じ時間に生まれたから、字だけ変えて名前を一緒にしたんだって。」
これは事前に母親から言い訳用に言われていたことだ。
「ほー。じゃあ悠とは小さい頃から親しいってわけかー。」
なぜかちょっと残念そうな顔をする仁。
「確か従兄弟同士って結婚できるんだよなー・・・。」
ちょうどその時車が僕らの横を通り過ぎて仁の声が聞こえなかった。
「え?仁くん、何か言った?」
「あ、いや、何も言ってない!」
「そう?ならいいんだけど。」
なぜか仁は赤くなっていた。
その後は他愛もない会話をしながら歩き、駅に着くと電車に乗り、途中で仁が降り、僕もその二つ先の駅で降りると、再び歩き出した。仁と一緒に帰れた喜びを思い出しながら。
ありがとうございました。おちがないっすね。まあいつものことですけど。それより、本当に会長のキャラが濃くなり過ぎちゃって困ってます。
ちなみに書くのを忘れていた補足説明をしておいたのですが、理解していただけたでしょうか・・・?説明が下手くそすぎて伝わっているか心配です・・・。




