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海中もくず  作者: 椎名 園学


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「あーやっぱりカラオケって最高だね!今度はお酒飲んで酔った状態でいこ!」

瞳は歌い過ぎて酔っ払ったかのように顔を真っ赤にしながら、気持ちよさそうにお会計をまとめて済ました。あのあと何曲か力哉も歌ったがやっぱり音痴は治らず、5人の中で1番成績が悪かった。

「家帰ったら枕投げしよー!杏奈ちゃんもしたいでしょ?」

「もちろんやらせてもらいますよ!僕意外と枕投げ強いんですよ!中学の時ソフトボールのピッチャーで160出したことありますから」

「よっしゃーならチーム組んでやろや。私と杏奈と力ともくずさん的その他ね」

「ってことはおいらだけ敵じゃないでやすか!?」

家に帰ると、くらげの意見など全く聞かず4対1の枕投げ合戦が始まった。力哉は遠慮がちになりあんまり投げなかったが、日頃の恨みが溜まっているもくずさんは一撃でくらげを吹き飛ばし尻もちをつかせ、瞳に応援された杏奈の威力は凄まじくくらげに当たらなかったものの壁に穴を開けた。その後朝まで枕投げが終わることがなく、最終的には壁が1枚なくなり2つの部屋がひとつになってしまった。次の日体の痛みを確認するため病院に行ったくらげは医者から肋が半分折れかけていると言われたらしい

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