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海中もくず  作者: 椎名 園学


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「うぃーお待たせー!受付に手こずっちゃって少し時間かかったけど、もういけるでー」

瞳がやってくると開口一番「うぃー」と、本当に女子高生なのか力哉は疑ってしまった。

力哉ともくずさんが苦笑いの中、わくわくで微笑む杏奈は「さっき言ってた話なんですけど」と瞳もオフ会に行くかどうか聞く。瞳は二つ返事で「もち!行く!」と返す。

「ありがとうございます!やっぱり親分が来た方が盛り上がります!」

「それは私と杏奈ちゃんと力ともくずさんだよね。くらげはいかないの?」

瞳がそう聞くと、くらげ以外の全員が顔を見合わせる。数秒沈黙が続き、杏奈が

「その、くらげさんを来るのは親分が嫌がるかと思って⋯」

唇と甘く噛みながら、小さな声で説明する。本人のくらげは空気が悪そうに黙ったままだった。

「まぁ別にくらげも来てもいいよ」

一番驚いた表情を見せたのはくらげだった。

「え、いいんでやすか?」

「だって一人だけはぶくのとか嫌だし。くらげメンタル弱そうだからそれで、苦しまれても困るし」

「親分⋯」

「んで、くらげは行きたいの?」

「はい!行きたいでやす!!」

「じゃあこの5人でだね。くらげはキモイキャラなんだから、自分から「行きたい!」って言わなかったら杏奈ちゃん誘ってくれないよ」

冗談交じりに言う瞳に「分かってでやす!!今度からは何でもとりあえず行きたいっていうでやす!」

とくらげも笑みを浮かべた。

「くらげさん、その⋯すいませんでした⋯」

杏奈の謝罪にくらげは「別に気にしてないでやすよ」と平気な顔をして見せる。それが嘘だと全員気づいていた。さっきまでと明らかに顔色が変わっていることにも

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