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コロコロ変わる空気をどうにかしようと瞳はゲーム機を持ってきてテレビにつなぐ。
「パリオカートしよ!」
「何それ?」
瞳が全員分のコントローラーを渡す。もくずさんが首をかしげた
「パリオっていいキャラたちが車に乗ってレースするんだよ。一番先にゴールできた人が一位」
「僕もやるの初めてです」
「じゃあ、もくずさんと杏奈を集中的に狙えば良いってことでやすな!」
「そうすればいいんじゃない?」
くらげはにやにや笑う。もくずさんが冷たく睨みつけながらつぶやいた
「も、もちろん冗談でやすよ」
「それが冗談だったら面白いね」
もくずさんはテレビを見てくらげを見ないままそういう。くらげは「もちろんでやす」ともくずさんに目が会わないように隠れた
「ほんじゃ力と私とくらげはハンデでアイテムなしにしよ」
「確かにその方がフェアかもな」
さすがに初めてのもくずさんと杏奈にアイテムをぶつけるのはかわいそうだ。
「アイテムって何ですか?」
「アイテムが道に落ちてるんだけど、それを拾ったら相手を妨害したり自分が強くなったりするんだよ」
力哉は杏奈に応える。
「そうなんですか、結構物騒なんですね」
「まあゲームってそういうものだからね」
「僕ゲーム「ひよこっち」しかやったことないんですよ」
「え、杏奈ちゃんひよこっちやってたの?」
「はい。友達と結構やりこんでて、スコア5千行ったことありますよ」
「ふ、杏奈ちゃんまだまだだね。私と力は70億超えたことあるよ」
「え!あれってそんなに行けるもんなんですか?」
「まあ瞳と寝ないで協力したらなんとかいけたぐらいで」
「あれって確か新作でたらしいよ」
「こんどみんなでやりませんか?」
杏奈が何気なくそういう、力哉はもくずさんの方を見た
「そんなに面白いゲームなの?」
黙って聞いていたもくずさんが力哉に尋ねる。
「かなり面白いゲームですよ。もしバイトでお金に余裕ができたら買ってもいいと思います」
「そんなに力哉が言うなら私も買ってみようかな」
「せっかくやるならみんなでやるほうが楽しいですもんね」
「はいじゃーみんなキャラ選んでねー。私はパリオ使うからパクらないでね」
ゲーム画面が5つに分かれる。皆がキャラを選択しレースが始まった




