警察㉟
「い、いや違います!。それより警察お願いします」
姉の帰宅に冷静さを取り戻し始めくずさんはワイシャツのボタンをしめる。目をぱちぱちさせ視界をましにし、そこらからひもを取り出し男の手と足をきつく縛る。男はさっきの衝撃で気絶しているようで、抵抗を見せず淡々と結ぶことができた。縛られ転がっている男に向かって鷹のように立ち、警察が駆けつけてくるまで、包丁を片手に持っていた
「二人とも大丈夫だった?怪我とかしてない?」
警察署で取り調べを済ませた三人は学校からの帰り道と重なる歩道を歩いている。姉は眉を弱らせ心配そうに二人を見る。まだ足が少し痛いが力哉はそこまでどういったこともなく、その隣に歩くもくずさんも頬が赤く腫れているがそれ以外にどうといった外傷が無い。
「はい何とか」
「本当にごめんね二人に迷惑かけて。あの男は私の昔のお客さんだった人なの。少し過激だったから合わなくなったんだけど。」
いろいろ聞いた後、男が探していたのはやっぱり姉の方だった。
「力ちゃんご飯食べてないでしょ?うちでご飯食べてってよ。もくずもそう思わない?」
「うん。力哉がいなかったら危ないところだったし、ご飯だけでも食べにきてよ」
「ならじゃあお言葉に甘えて」
無理に断るのも逆に失礼と思いありがたく提案を受ける
「俺ももくずさんが助けてくれなかったら危なかったですよ。もくずさんすごい強いですね」
「力哉が気を注意を反らしてくれてたからね⋯⋯あ、てか、力哉私の胸のことなんか言ってたよね。前、
遠足の時も私の胸、頭で触って窓ガラスって言ってたし」
「⋯そ、それは⋯」
「えー力ちゃんそんなこと言うんだ。意外と大胆だね」
「あれは違いますって」
「⋯変態⋯」
腕で胸を隠しながら唇ととがらせ、ジト目で力哉を睨むもずさんに、力哉は謝ることしかできなかった
きりがよいのでここで話は終わりです。章がおわったわけではないです




