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THE WORLD  作者: SEASONS
4月26日
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さすがあずさ

あっという間に30分が経過したわ。



…やっぱり奈々香の料理も美味しいわね~。



地下室にある限られた食材と調味料で満足できる料理が作れるんだから、

美咲さんと同じようにギルドの食材を自由に使っても良いっていう条件ならもっと凄い料理だって作れるのかも?



…ちょっと気になるかも?



食べてみたいと言うか、

見てみたいと言うか、

興味が深々と湧いてくるのよ。



…だけど、その辺りは今後の楽しみとして。



食事を終えて一通りの片付けも終えた私達は、

改めて今後の相談をすることにしたの。



「それじゃあ、相談を続けま…」



…って、あれ?



話し合いを再開しようとした矢先にね。


状況が変わってしまったみたい。



「…ぁぅ~?」



目を覚ました様子のあずさが小さな声を出しながらゆっくりと起き上がったからよ。



「…ぅ~?」



意識を取り戻したあずさは、

何よりも先に彩花を捜している様子に見えるわね。



「あっ!お姉様ぁ♪」



彩花の姿を見つけた直後にベッドを飛び出してきたのよ。


ついさっきまで寝込んでいたとは思えない勢いで彩花に迫る様子を呆れながら見つめてしまう。



…色々な意味ですごいわね〜。



一途な想いもそうだけど。


寝起きでも元気一杯の笑顔はなかなか真似が出来ないわ。



…さすがあずさ。



なんて考えている間に、もう一人も目覚めたみたい。



「…うるっさいわね~。」



あずさのはしゃぎ声がうるさかったようで、

未来は不機嫌そうな表情で目覚めていたわ。



「…はぁ。…シンドイ。」



…でしょうね。



精神的な疲労を感じるのは私だって同じだったから未来の気持ちはものすごく分かる。



「…で、どう?動けるの?」


「ん?あ~、まあ、何とか…ね。」



時間の経過と共に落ち着きを取り戻したのかな?



未来は静かにベッドを下りてきたわ。



そのあとで少しだけ微笑んでから話し掛けてくれたのよ。



「おはよう、乃絵瑠。」


「おはよ~…って言うか、もうお昼を過ぎてるけどね。」


「え?そうなの?」



時計に視線を向けた未来が時刻を確認してる。


何気なく私も時計を見てみると。


時計の針は午後0時40分に差し掛かろうとしていたわ。



「うわ~。もうお昼なのね…。」


「うん。とりあえずこっちに来てくれる?今後に関して話があるから。」


「ええ、分かったわ。」



午前中を寝て過ごした未来を引き連れて食卓に向かう。



すでにあずさが合流していて、

みんなが待つテーブルに未来を誘導することにしたのよ。



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