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気力の向上
《サイド:米倉宗一郎》
そろそろミッドガルムの中部辺りだろうか?
ミッドガルムの王都まで残り2時間ほどの距離にまで軍を進めているはずなのだが、
徐々に夜明けに近づいてきたことで全軍に対して待機命令を出すことにした。
「行軍を停止せよっ!」
大声で叫んだ俺の指示が各部隊の指揮官に伝わり、
ほどなくして共和国軍の全ての部隊が行軍を停止してくれた。
「間もなく夜が明ける!これよりミッドガルム軍と本格的な戦闘になるだろう!一度始まれば、もはや止めることは出来ん!だからその前に最後の休息をとることにする!!全員しっかりと体を休めて決戦の準備を整えておけ!!」
夜間の行軍で距離を詰めたが、
これからは日中の行軍を迫られることになるからな。
「偵察部隊のみ周辺の警戒を継続しつつ、休息の時間を稼げっ!」
睡眠と食事を済ませることで気力の向上を計る。
その指示により、
王都南部の平野においてつかの間の休息に身を委ねることになった。




