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THE WORLD  作者: SEASONS
4月25日
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2310/2337

正当なお説教

《サイド:シェリル・カウアー》



…はあぁぁぁ。



これはもう何を言っても無駄な感じよね?



「京一が無事で良かった。今はそれだけで十分だ。」



盛長康平があっさりと京一を許してしまったからよ。


そのせいで私の追求は封じられてしまったわ。



…ったく~。



どいつもこいつも甘いのよ!!



絵里香にしても。


盛長康平にしても。


どうして京一に怒らないのかが不思議で仕方がないわ。



…とは言え。



心の中では不満全開でも、

周りが京一を許してる以上は私だけ怒鳴るわけにもいかないのよね〜。



…はぁ。



ったく、もうっ!!



やり場のない怒りを感じて苛立つ私に、

治療を終えた絵里香が話しかけてくる。



「まあまあ、痴話喧嘩はあとで気の済むまで聞いてあげますから、今は大人しくしたほうが良いですわよ。」


「はあ?痴話喧嘩じゃないわよ…。」



私としては正当なお説教だと思ってるのよ。


だけど今は何を言っても無駄な気がするわね。



…まあ、いいわ。



お説教は後回しにするとして、

まずは戦闘の終結が最優先よ。



京一の無事が確認できた以上、

このままここで遊んでいる暇なんてないから。



「とにかく!王城と首都の制圧を急ぐわよ!!」



復帰した京一を仲間に加えて王城に戻る。



「イーファを制圧するわよ!!」



共和国を守るために。


これ以上の悲劇を防ぐために。



京一を引き連れてイーファの制圧を完遂することにしたの。



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