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膨大な情報量
《サイド:常磐成美》
「時間がかかると思いますけど…何とか頑張ってみます。」
少しでも御堂さんの役に立つために。
兵器の攻撃で亡くなったお姉ちゃんのために。
秘宝の力で探索をしてみることにしました。
…お姉ちゃん。
…翔子さん。
…お願い。
二人に想いを込めながら秘宝に意識を向けてみます。
そうして千里の瞳の力を使ってミッドガルム国内の調査をしてみようと思ったんです。
…だけど。
秘宝から流れ込んで来る膨大な情報量の中から兵器に関する情報だけを選び取るという作業が私には難しすぎて出来ません。
そもそも知らない物を探すのも大変なのですが、
仮に何かを発見してもそれが何かを判断する知識が私には足りないからです。
…お願い、教えて。
…お姉ちゃん。
…翔子さん。
懸命に祈りを込めながら調査を続行しました。
ですが私の想いは届かなくて、
私の許容量を越える情報量が私の心を圧迫しています。
…お願い。
…教えて。
必死に想いを込めてみたことで、
再び私の頭の中で誰かの声が響きました。




