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THE WORLD  作者: SEASONS
4月25日
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2241/2319

総勢31名

…ふう。



ようやくだ。



日付が変わってから1時間ほど過ぎただろうか?



ようやく俺達は宗一郎さんがいる会議室にたどりついた。



「この部屋のようだな。」



会議室の扉に手を添えて静かにノックをしてみると、

声をかけるまでもなく宗一郎さんの返事が返ってきた。



「大悟だな。入ってくれ。」


「はい。」



足音と魔力の波動によって気付いてもらえたのだろう。


宗一郎さんの許可を得たことで扉を開くことにした。



「失礼します…。」



…ん?



一礼してから入室する。


そして会議室に集まる多くの人物を目にしたことで、

少しだけ驚きを感じてしまった。



…共和国の主力が勢揃いだな。



宗一郎さんを筆頭として、

混合部隊を率いる桜井由美が傍に控えている。


さらには国境警備隊の楠木博文司令官や前園奏副隊長に貴生川仁志副隊長もいるようだ。



…こうして会うのは数か月ぶりか?



あまり彼等とは関わりがないのだが、

挨拶程度の面識はあるために全く知らないというほどではない。



…あとは学園の生徒達か。



ジェノス魔導学園の長野淳弥君に芹澤里沙君。


そして矢野百花君と芹澤啓輔君がいるようだ。



ヴァルセム精霊学園の大塚義明は一人のようだが、

エスティア魔術学園の上矢遥君の傍には新庄貴也君と秋元景子君と岡本渡君がいる。



現時点で集められる主要な人物が集結していることで、

この場にかなりの戦力が集まっているのは間違いない。



そこに俺も仲間を率いて入室したことで、

さらに人が増えてしまった。



多国籍軍を率いていた鞍馬信彦隊長に、

研究所の部下である西園寺つばめ君と藤沢瑠美君。


そして主戦力と呼ぶべき御堂龍馬君と常盤成美君に栗原薫君と鈴置美春君。


さらにはジェノス魔導学園の和泉由香里君と梶原裕美君と岩永一郎君と大森遼一君と伊倉信夫君。


デルベスタ多国籍学園のフェイ・ウォルカ君とマリア・パラス君とジェリル・ジョナ君とピーター・フロンド君だな。



総勢で31名が集まった会議室で、

それぞれがそれぞれに挨拶をしながら空いている席に腰を下ろすことになった。



「ご苦労だったな。」


「いえ…。」



セルビナでの苦労を思いながら声をかけてくれる宗一郎さんだが、

この砦の現状を見れば苦労していたのはどちらも同じだろう。



労いの言葉をもらっても苦笑するしかなかった。



「ひとまずセルビナ王国の制圧は終了しました。国内において多くの協力も得られましたので、セルビナに関してもはや心配はないと思います。」



最初にセルビナに関する報告をしたのだが、

どちらかと言えばこちらが本命になるだろうか。


続けてもう一つの報告を行うことにする。



まだ何も知らないであろう宗一郎さんに、

『悪夢の再来』を告げることにしたのだ。



「…ですが、セルビナに関して一つだけ問題が発生しました。」


「………。」



深刻な表情で語りかける俺の表情を見て、

何かを感じ取ってくれたのだろう。


宗一郎さんは笑顔を消して問い掛けてきた。



「…何があった?」


「非常に言い難いことなのですが…。」


「何だ?セルビナで何があった?」



真剣な表情で問いかけてくる宗一郎さんに、

ほぼ確定と思われる事実を告げることにする。



「悪夢が蘇りました。」


「…悪夢だと?」


「はい。アストリア王国を滅亡させた最悪の兵器『神の裁き』の発動を確認しました。」


「なっ!?何だとっ!!!!」


「………。」



俺の報告によって戸惑い驚く宗一郎さんに、

御堂君が報告を引き継いでくれた。




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