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何がお前をそうさせた?
「…随分と共和国の肩を持つのだな。何がお前をそうさせた?」
「共和国が掲げる理想を見てみたいからです。」
問い掛ける野々村さんに、
飯塚さんはまっすぐに向き合って答えていたわ。
「それが偽善ではなくて、現実になる瞬間を見てみたいからです!ただそれだけです!」
栗原さんが示した理想と想い。
誰もが笑って過ごせる世界を実現することを願ってくれているのよ。
「共和国軍に救われた命をここで犠牲にするのではなくて、この国の未来の為に捧げるべきだと思います。」
「………。」
自分の考えを言い切った飯塚さんは、
野々村さんの言葉を待っていたわ。
そうして僅かに訪れた静寂の中で、
戸惑っているのは野々村さんだけではなくて幹部の人達も言葉に迷っている様子に見える。
だから、かな?
ようやく話し合いが出来そうな状況を察した栗原さんが、
ゆっくりと歩みを進めていったのよ。




