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THE WORLD  作者: SEASONS
4月22日
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1862/2112

決断を下せ

…どうやら進藤は無事なようだな。



「戦闘は終了と聞いたが、竜の牙はどうなった?」


「竜の牙はすでに殲滅した。残念ながら数名の逃亡が目撃されているが、竜谷元成を含む幹部の死亡は確認済みだ。」



…何だと!?



新堂の報告を聞いて動揺してしまった。


慶一郎の敵討ちの為にここまで来たのだが、

竜谷元成がすでに死亡しているという話を聞かされたからだ。



「竜谷元成を仕留めたのか?」


「ああ、そうだ。竜谷元成を殺したのはウィッチクイーンだがな。」



…ウィッチクイーンだと!?



「戦闘に参加していたのか?」


「ああ。そしてクイーンを率いている人物が国境においてお前が来るのを待っている。」


「俺を?」



…ウィッチクイーンを率いる人物とは誰のことだ?



「それは何者だ?」


「竜崎の名を継ぐ者だ。」



…竜崎だと?



「共和国軍との共闘を求めて、国境でお前が来るのを待っているらしい。」



…国境で、か。



新堂は苦々しげな表情を浮かべながら答えてくれていた。



「それはまさか行方不明だった竜崎慶太か?」


「…ああ、そうだ。竜の牙に対して叛旗はんきひるがえして反乱軍として活動しているらしい。詳しい話は俺もまだ知らないが、これからどうするかはお前が直接話し合ってから決断を下せばいい。」



…決断か。



元とは言え、竜の牙との共闘を受け入れるかどうかの判断を俺に委ねるつもりでいるようだな。



「国境に行ってくるがいい。そして決断を下せ。お前の決断に俺は従おう。」



…竜崎慶太を受け入れるかどうか、だ。



「だが、お前が下す決断に共和国の存続がかかっていることだけは忘れるな。」



最後に忠告をしてから、

進藤は口を閉ざしていた。




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