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父と娘
「竜の牙!!お前達を逃がしはしないっ!!」
戦場にたどり着いてすぐに進路を塞いだことで、
竜の牙達は揃って恐怖の表情を見せていた。
「竜崎だと!?」
「何故ここにっ!?」
僕に怯える竜の牙達だけれど。
一人の青年だけは堂々とした態度で歩みでてくる。
「後方部隊は共和国軍の追撃に備えろっ!!前線部隊は反乱軍に突撃しろ!!!」
青年の指示を受けて前後に部隊を分ける竜の牙の隙をついて、
紗耶香と雪と北条さんは竜の牙の中心へと向かっていく。
「父さんっ!!」
「ちっ!紗耶香か…っ!!」
憎しみを込めて突撃する娘の姿を見たことで、
竜谷元成の表情が焦りに染まる様子が見えたんだ。




