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THE WORLD  作者: SEASONS
4月22日
1842/1888

襲撃報告

『ブオオオオオオーーーーン!!!』


『ブオオオオオオーーーーン!!!』


『ブオオオオオオーーーーン!!!』



突然鳴り響いた警報は国境南部の国境警備隊の基地から鳴り響いているように思えた。



「何があったっ!?」



突然の出来事に戸惑う俺に、

警備隊の兵士が慌てて駆け寄ってくる。



「襲撃ですっ!国境南部において竜の牙が接近してきていますっ!すでに陸軍が交戦中ですが、基地を突破した竜の牙の一部がこちらに向かって進行しているもようですっ!!」


「何だとっ!!!」



竜の牙の襲撃という報告を聞いて動揺してしまったのだが、

その間にも竜崎は動き出そうとしていた。



「相手が竜の牙であれば僕達が迎撃します!共和国軍のみなさんは竜の牙の逃亡を阻止する為の包囲網をお願いします!!」



…包囲網か。



それくらいなら出来なくはないと思うが、

本当に竜崎達は竜の牙と戦うつもりなのだろうか?



…この場での対応次第で竜崎達の本気度を測れるかもしれないな。



真っ先に走り出した竜崎を見送ってから、

ひとまず各部隊に指示をだすことにした。



「ミッドガルムへは逃がすな!!早急に部隊を集めて国境を封鎖しろっ!!」


「はい!分かりましたっ!!」



伝令の兵士が大急ぎで立ち去ったあとに、

本陣に戻ってきている前園副隊長にも指示をだしておく。



「近藤隊長を呼び戻せ!陸軍にも連絡をとって国境の封鎖に手を貸してもらうように要請しろ!もはや一刻の猶予もない!急げっ!!」


「はいっ!すぐに手配いたします!!」



国境の南部へと向かう前園副隊長の背中を見送ってから俺も本陣を離れる。



「竜崎慶太。お前の力を見せてもらうぞ。」



本当に味方なのか?


本当に竜の牙と敵対しているのか?



あるいはこれは仕組まれた襲撃なのか?


それとも単なる偶然なのか?



「竜崎慶太。お前という人間をこの一戦で見極める!」



幾つもの疑問を心に抱えながら、

動き出した反乱軍を追って国境南部へ向かうことにした。



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