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第45話 変更〔有栖川晴樹側〕

有栖川君視点です。

憎い人間たちのため迷宮を変更します。


 迷宮を変更するにあたって僕のステータスを知ってるほうがいいよね。


 僕のステータスはこんな感じ。




◇◆◇


『真名』アリス

『種族』異形種:フェーキメラ

『能力』怨障・眷属召喚・妖精王・操演・記憶目録(アンソロジー)・不老不死

『称号』救済

『位階』SSS


◇◆◇




 どうかな?


 驚いた?


 この黒い靄が多分『怨障』なんだと思う。


 で、この記憶目録(アンソロジー)ってのは物だろうと人だろうと世界だろうとそのモノが生きてきた記憶を閲覧できるらしい。


 触れてないと発動できないけどね。


 僕の迷宮や落ちてた物に試した結果色んな情報が集まってきたよ。



 目録って言うぐらいだから一度閲覧した記憶はずっとデータとして残るみたいだ。


 見たい情報があったら頭の中で検索を掛けるみたいな感じかなぁ。


 地球であったら天才間違いなしの能力だね。


 僕のチートはこれぐらいかな。



 他の人らは知らないけど、『眷属召喚』は迷宮主なら誰でもできるはずなんだ。


 なんで僕にはステータスに現れているのかと思って検証した結果、皆と違う点は一つだけあった。


 迷宮の外に出られないモンスターとは違い、僕から生み出した眷属は外にも出れるらしい。


 一度ピクシーを作って外に出すと、誰にも見つからないまま情報が集まってきたから結構使い勝手がいいものを手に入れたみたいだ。


 天さんが作成した浮魚(フロートルフ)のようなモンスターは僕らから生み出されてはいないから、外に出せるのだろう。



 情報というのは、この辺の冒険者たちの名前や構成人数、商店の話から世間話まで色々あった。


 僕が生み出した眷属が触れていれば記憶目録は発動できるらしい。


 この事が一番の情報だっただろう。



 さて、やっと迷宮の変更点にいこう。



 変更点は妖精族のモンスターの変更と仕掛けぐらいかな。


 僕の迷宮は異界転送型の迷宮で廃屋の入り口を入った瞬間から迷宮に飛ばされるようにしてある。


 廃屋だから取り壊されたりしたらまた入り口を変えないとダメだけどね。


 一先ずは廃屋の入り口でいいかな。



 最初はゴブリンとか王道を考えてたんだけど、フェアリーの救助が先決だし復讐は次にしようと思ってる。


 救助は僕の眷属たちに任せるとして、迷宮内容はせっかくだし侵入者の背後から襲わせたいよね。


 こっちは羽捥がれてるんだし、同じ目に合わせないと。


 とすると?僕の『操演』で仲間割れとか?


 一人や二人ならまだしも二十人三十人はちょっときついし、どうしよっか?



 そういえば、さっきのピクシーから取り入れた情報の中に墓守がアンデッド化したっていうものがあったっけ?


 仲間割れが僕の能力によるものだと気づかれたくないしこの手の方がうまく騙せるかな。


 流れとしてはこうなる。


 侵入者にそれなりにモンスターを倒させた後、死霊系のモンスターの影響で操らせてから後ろからグサリ。


 いい感じじゃん。


 僕は死霊系のモンスターは生み出せないから、死霊系に見せるように偽装しなければらない。


 偽装系の能力は無いけど、ピクシーたちで姿を消してフェイエリでレイスとかの幻覚を魅させようか。


 人魂とかでウィスプみたいに見せるっていうのもいい案だと思うし。


 あ、人魂は【妖怪】の部類に入るせいか僕のモンスターとして作成できるらしい。



 ピクシーは感情がないし、『操演』を付与しても後ろからグサリできそうにないし。


 良さげな奴いたかな?




 あと、仕掛けについてだけど、罠とかになるのかな。


 それなりの侵入者の死体が集まったらそいつらもモンスターとして『操演』で操るために自動で死体置き場に運んでくれるように落とし穴とベルトコンベアを設置したよ。



 なんにしても、この廃屋に侵入者を呼ばないといけないからゴブリンでも召喚して街に放ってみようかな?



この世界での設定の一部ですね。


ピクシー……妖精族の一種。個々の力は弱いが、姿を消し他種族にイタズラなどで気づかせようとする現象の一つである。ピクシーには感情は無く、起こるべくして起きる雷や地震といった現象のようなもの。姿が見えないが額に四葉のクローバーを乗せると視認することができるようになる。


フェイエリ……妖精族の一種。元々は幻覚に陥った状態を指す言葉だったが、いつしか幻覚を魅せる存在へと考えが変化して生まれたもの。概念が存在を作る基礎となり、都市伝説や口裂け女などのオカルト話と似たものである。フェアリーの語源ともなっている。

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