表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
38/49

第37話 蟲〔葛城信司側〕

遅くなって申し訳ありませんでしたああああああああ。

リアルが忙しくて……。今回は短いです。

すんません。不快になる描写が出てきます。覚悟して読んでください。

でわ、第37話をどぞ!


 ……。


 う、ここは……?


 重い瞼を上げるとここはどうやら牢屋の中のようだ。


 両手首には黒い輪がついている。


 手錠というよりかは腕輪のようなもので、左右の腕は自由に動かせる。




「あ、起きた?」


「!?」


「ああ驚かせてごめんね?」




 い、いつからここにいたのだ……?


 気配がしなかった。


 それにこの者は人間ではないな。

 見た通り腰から下は百足、腕は八つ、額に蜘蛛のような目が付いている。


 正直に言って気持ち悪い。


 しかし、こんなんでも妾を助けてくれたのだ。礼は言っておかねばならん。




「助けてくれたのはお主かな?感謝する」


「ああ、いいよ。それで早速なんだけど何であんなとこにいたの?」




 妾はこの者の迷宮に挑戦し全滅したこと、力尽き落とし穴に運よく入りこんだこと、色々話した。


 この者によれば落とし穴の中は魔素が濃いらしく、入るだけでも気絶してしまうという。


 しかし、魔王の娘である妾には魔素による影響は受けず、逆に魔素を魔力に変換させて助かったと思われる。


 等々……。



 話したことは地上のことも含めてこれ以上無いというぐらい話した。助かりたいがために必死だったのだ。許してくれ同胞よ。


 この者は父上でも敵うかどうかわからない。底が視えないのだ。


 こんなものは初めてである。






「大体のことは分かった」


「そうか!!では――」


「だけど地上に返すわけにはいかないよ」


「な、なぜだ?お主の欲しがる情報はもう出し切ったのだ」


「でも君は僕を殺しに来たんだよね?ならその逆もありだよね?」




 三日月のような口をして嗤う。


 眼が徐々に黒く光る。




「ヒッ…!!そ、そんな……。な、何でもするから助けてくれ!!」




 強く目をつむる。


 全身が恐怖で震えているのが分かる。


 鼓動が音を立てる。




「ほんとに?」


「え?」


「ほんとに何でもするのか?」


「ああ!だから助けてくれ!!」


「……いいだろう。助けてやる」


「!?」


「その代わり君には僕のことを外に漏らさないようにこの蟲を飲み込んでもらう。この蟲は僕のことを話せば体の中から食い破るように命令してある。飲め」


「ぅ……。わ、分かった」




 手渡された黄色の体に紫の斑点をしたそれを覚悟して飲み込む。


 変な感じだ……。吐きそうになるのを我慢する。


 飲み込まねば妾はここで死ぬのだ。








 これから妾はどうなるのだ……?


誤字脱字や矛盾点などが見つかりましたらどんどんお願いします。

評価とブクマ良ければお願いします。

評価数は作者の更新速度に直結します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ