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第18話 迷宮作成

ウォーターキメラ君視点です。

迷宮のことちょっと入ります。ちょっと長いです。

でわ、第18話をどぞ!

「私の世界に転移させるよ?準備は大丈夫かな?」


「もう転移すんのか!?」


「……………ダンジョンの説明とかは?」


「それは向こうに行ってからするよ?向こうじゃないとできない理由もあるし」




 もう行くのか…。


 この研究所のおかげで俺は転生できたんだもんな…。


 感慨にふけっていると天が自分の世界に転移するための準備をしている。


 準備って言っても何かの呪文を唱えてるだけだが。



 この自己紹介には意味があった。


 一つは迷宮主同士の関わり合い。


 もう一つは日本人特有の仲間意識。


 この二つだ。


 これらは同じように見えてそうじゃない。


 これから異なる世界で生きていくうちにそれなりに向こうとの交流があるだろう。


 その交流とは、異世界人たちとの敵対や嫌悪といった悪いイメージを含むもの。


 それとは逆に同じ敵を倒すという名目の協力や迷宮故に挑まれなければならないというある種の協力関係である。


 向こうでは様々なことが起こりえるだろう。


 そこで大切なのが迷宮主同士による相互不可侵条約もとい仲間意識が必要なのだ。


 日本人だからという理由で仲間意識が芽生えるかと言われればそうじゃない。


 逆に不信感を持つものも中にはいただろう。


 だが、天の自己紹介によりそういうものが少しは薄れたはずだ。


 あいつも大変だな…。



 そんなことを考えているとどうやら天の世界に行く準備が整ったらしい。


 地面が巨大な魔方陣に包まれている。




「皆この魔方陣の上にのってくれ!」




 天の言葉に急ぎ足で乗ろうとする俺たち。


 魔方陣が広くてよかった。


 絶対あの斎藤さん(鵺)と藤ヶ原君(骨)が喧嘩するだろうから…。




「皆乗ったかい!?」




 みんな一斉に頷く。




「じゃあ行くよ!『転移』!」




 下から浴びせられる白い光によって俺の視界は見えなくなり、少しの間浮遊感を感じた。

















 体感にして約二十秒といったところか、浮遊感が続いたと思ったらそこは真っ白な世界だった。


 壁も天井もなく床のみだし、日もあたっているのかいないのか分からないが一面真っ白の世界だ。


 ここが天の言う世界ではないだろう。


 戦争が起こっているって言ってたからな。


 ここは精々天の世界の死後の世界といったところか。




「やあ皆ようこそ私の世界へ。と言ってもここは異界と異界をつなぐ中継所だとでも思ってくれればいいよ。ここで迷宮の詳細を説明する。皆ステータスを出してくれ」




 ステータス…。


 そう念じるだけで視界に半透明の板が現れる。




◇◆◇


『真名』※設定されてません

『種族』異形種:ウォーターキメラ

『能力』状態変化・分裂・大喰王・攻撃無効・十五重の枷・不老不死

『称号』災厄

『位階』SSS


◇◆◇




 いつ見てもチートだな…。


 これ以上無いってぐらい…。




「じゃあそこにもう一つ項目を増やそう」




◇◆◇


『位階』SSS

『迷宮』※設定されてません


◇◆◇




 なんか増えた…。


 『迷宮』……?




「名前の通り今から君たちがそれぞれ持つ迷宮について詳細などの設定ができるようにした。その文字をタップしてもらい、それぞれの迷宮を組み立ててほしい。

組み立てるには自分の魔力が必要になる。向こうの世界に行くと自分の魔力が必要になるがここでは必要ではない。この白い世界はただ白いだけじゃない。ここは私の世界に魔力を随時供給している場所なんだ。故に魔力は有り余っている」


 へー…。


「ここで設定してくれれば自分の魔力が減ることはないと思う。じゃあ早速作ってくれ!私は少し野暮用があってここにはいないけど組み立てが完了したら『決定』を押してくれ。すると地図が画面いっぱいに開かれるはずだ。好きな場所を決めてマーカーをつけると転移するようになっている。そこからは第二の人生?となる。ではよろしくね」




 そういうと天は魔方陣の上に消えてった。転移したのだろう。


 迷宮か…。


 どうしよう…。




「うっしゃあ!じゃあ作んぜぇ!!」


「うるさいわ。さっさと終わらして新たなる植物を求めてレッツゴーじゃぜ!」


「お主もやかましいわ!!」


「なんじゃと!」


「なんじゃ!!」


 まあまあ……。


「「ふんっ!!」」




 あーあ、そっぽ向いちゃった…。


 俺はどうすっかな…。


 場所が後なんだよな…。


 どんな迷宮にしようかな…。




「できた!!」


「「「「「「はやっ!!?」」」」」」




 一番乗りは妖精の有栖川君だった。


 嬉々として場所決めをしている。ちょっと怖い。




「じゃあお先に!!またね―皆!!」




 そういうと同時に姿が消える有栖川君。


 早いなー。早く俺も決めないと…。


 えー…っと…?




◇◆◇


『迷宮』※設定されてません


◇◆◇




 タップするんだっけ…?


 うわあ…。いっぱい項目がでた。




◇◆◇


『迷宮』

 *タイプ…下層迷宮・上層迷宮・異空迷宮・天空迷宮

 *階層数…十(半径二キロ)・百(半径一キロ)・それ以降は異界のみ

 *モンスター(ボスも含む)…スライム・ファイヤースライム・ウォータースライム……

 *トラップ…落とし穴・虎ばさみ・糸仕込み・発射口……

 *宝箱…素材・金・銀・銅・鉄・木……

 *……

 *……


◇◆◇




 どうしようか…。


 なるべく敵が攻めてこれないような難攻不落にすれば安全だと天は言ってたからな…。


 んじゃあ、これとこれと…。



 俺は安全確保のための迷宮をポチポチと押して作っていく。





 ここに残っているものは全部で三体のみ。



 俺と斎藤さんと藤ヶ原君のみだ。



 二人ともステータスを見ながら唸っている。






 俺たち三体が自分の迷宮を完成させたのはそれから三時間程経った後だった。


 でもなかなかいい迷宮ができたと思う。


 やりすぎ感はあるが…。


誤字脱字や矛盾点などが見つかりましたらどんどんお願いします。

次回から迷宮の情報を明かします。もうしばらくお待ちください。


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