親衛隊とかどうでもいいんだけど。
今日も今日とて投稿だー。
僕は生徒会なんぞどうでもいいと心から本当に思っている。
それなのに何故、親衛隊の朝礼に参加させられているのだろうか。
僕朝弱いのに瀬尾に叩き起こされるし本当に最悪の気分だ。
『瀬尾、なんで僕まで参加しないといけないわけ?』
「副隊長だからに決まってんだろ」
親衛隊の副隊長なんてなりたくてなったわけじゃないのに不可抗力だ、理不尽だ。
親衛隊が行う朝礼とは簡単に言うと親衛隊が生徒会一行に挨拶するというもの。
朝から集まって生徒会に挨拶しにいくなんて面倒だな。
そんなことして何の得になるというのだろうか。
僕からしてみれば全くもって意味を見いだせない行為なのである。
無理やり起こされた僕が可哀想なだけだ。
瀬尾は親衛隊全員に声を掛ける。
「よし、行くぞ皆!」
「「「「はい!」」」」
声を揃える親衛隊に僕は一人遠くを見ていた。
瀬尾に引きずられ生徒会一行の元へいく。
『僕無言でいいよね?』
「バカ野郎そっちのが目につくぞ」
僕の言葉は瀬尾に一蹴された。
目につくとは。
だって面倒なんだもん、挨拶とか。
間違っても生徒会に愛想振りまくとかないから。
生徒会のための笑顔なんて用意してない。
瀬尾にズルズル腕を引かれながら憂鬱のため息を零した。
「着いたな」
『………』
生徒会を迎える場所に到着したらしい。
それと同時に手を離された。
逃げたい今すぐに。
でも瀬尾が隣にいる限り無理だ。
瀬尾は無駄に足が速いから逃げたところで直ぐに確保されてしまうだろう。
あぁ、なんで僕は瀬尾に名前を貸してしまったんだ。
後悔しかなかった。
落ち込んでいると隣の瀬尾が声を上げる。
「生徒会の皆様!!おはようございます!!」
えっ、生徒会来たの?
「「「「おはようございます!!」」」」
僕は挨拶しそこねた。
まぁ一人くらい何も言わなくてもバレないだろう。
ペコリと礼だけ倣った。
「おはよう」
「おはようございます」
「「おはよー!!」」
「おはよ〜」
「………」
生徒会からして親衛隊は嫌われてはないらしい。
挨拶ちゃんと返ってくるんだ。
キャーキャー叫ばれて満更でもない感じ?
通り過ぎていく一行を無言で眺めていたら生徒会長が僕の前で止まった。
「お前、今日が参加初めてか?」
『エッ、いや、…そうですが』
声をかけられて思わず動揺してしまった。
幽霊部員なんだから、そりゃそうだろ!
そもそも来るつもりだって一ミクロンもなかったんだから。
というか、親衛隊の顔なんて覚えてるんだなと少し感心していたら…顎を掴まれた。
顎クイとか少女漫画か!!
ぞわぞわと鳥肌が止まらない。
男が男にするもんじゃないよ。
至近距離に迫ってきた生徒会長。
「噂通り美しいな、今夜どうだ?」
どうだとは??どうだってなんだ!?
あと噂通りって何なの??
隣の瀬尾が「キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!」みたいな顔してる、ふざけんな殺すぞ。
腐ラグとはこのことか?やめろマジで。
『僕には恐れ多いので結構です』
顔が引きつるのを抑えながらできるだけ丁寧に断り、会長の手から顎を離して頭を下げる。
流石にこの手の誘いはR18の気配しかしないため断る一択だ。
抱かれるとか無理無理。
僕はノーマルだから抱かれる気は更々ない。
「そうか?残念だな。
気が向いたらのってくれ」
一生のりません。
会長は何食わぬ顔で去っていった。
他のメンバーも興味深そうに僕を眺めて通り過ぎていった。
「李生!やっぱお前総受けの資質あるわ!」
『ざけんな、シネ』
瀬尾の鳩尾に拳を沈めた。
はぁ、ほんとマジで。
親衛隊とかどうでもいいんだけど。
会長「あの生徒の名前はなんだ?」
書記「学園の姫って言われてる李生ちゃんだよ」
『(なんか嫌な予感がする)』




