表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
普通の大学教授の祖父だと思ってたのに  作者: 綿ダッコ
第6章〜交渉〜

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
62/74

第61話 前日

 …………最近、咲翔と目を合わせられない。

合わせるのが、恥ずかしい。

腕枕をしてくれた時も、公園で手を握ってくれた時も、変な感じだった。幼馴染なのに。

…………でも、なんでだろ。


「――で、どうやろ」


「え、あ、うん。それでいいと思う」


「……ちゃんと聞いてた?」


「う、うん。聞いてた」


 やばい。ぼーっとしてて、聞いてなかった。集中しなきゃ。


「じゃあ、後はいつ会えるかやな」


「見当は付いてるの?」


「一応、明日、訪問予定らしい」


「じゃあ、その時かな?」


「そうやな。というか、そうするしかない」


「分かった。空けとく」


 とうとう、交渉するのか。どんな人か分からないから怖い。けど、咲翔のために、全力を尽くす。


「また明日、咲翔」


「また明日、葵音」


 咲翔と帰れるのは、この道まで。…………寂しい。


「ただいま」


「……おかえり。葵音」


「お母さん、明日交渉に行ってくる」


「…………そう。気を付けるのよ」


「うん…………。でも、咲翔が居るから大丈夫」


「…………そう」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ