表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
普通の大学教授の祖父だと思ってたのに  作者: 綿ダッコ
第5章〜再出発〜

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
55/74

第54話 大事な子たち

 「…………咲翔、葵音ちゃん、いい?」


 咲翔は、昔から1人で抱え込んできた。お父さんと同じように。

親にすら、言わない。でも、それが咲翔なりの優しさ。

打ち明けられた時に私を支えてくれたのも、今日まで私たちと会わなかったことも、

全部、全部、咲翔なりの優しさってことは分かってる。

だから、部屋から出てこなくなったときも踏み込めなかった。踏み込みたかったけど、咲翔の限界を支えることは出来ないと思った。なんなら、もっと追い詰めてしまう気がした。

 けど、葵音ちゃんは踏み込めた。それを咲翔も受け入れてる。

だったら、大丈夫。きっと、この2人なら。


「絶対に、失敗しないで」


「「…………はい!!」」


「咲翔、葵音ちゃん」


――ギュッ


「「え?」」


 この温もりは、絶対に壊させない。咲翔と葵音ちゃん両方のために。


「母さん…………?」「おばさん…………?」


 あの子たちならきっと、大丈夫。小さい時から同じだったんだから。

もう子どもじゃない。ああやって、頼もしく決意してたんだから。

もしダメでも、私が守る。親として。


◇ ◇ ◇ ◇


「遅いわね…………」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ