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普通の大学教授の祖父だと思ってたのに  作者: 綿ダッコ
第4章〜崩壊〜

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第50話 いつもの

 「うーん…………今何時や?」


 もう夜か…………。というか、朝から寝てたからめっちゃ寝たんちゃうん?


「…………って、うわ!?」


「咲翔、うるさい…………」


 なんで、葵音が隣におんの!?いつの間に、来てたんや。しかも、腕枕してるから動けんし…………。

…………昨日は悪いことしたな。わざわざ、来てくれたのに追い返して…………。


「咲翔ぉ〜…………」


 起きてんの?それとも、寝言?


「葵音…………?」


「…………構ってよぉ~」


 え、本当に寝てるんよな…………?どっちとも、取れるけど…………。


「…………頭、なでなでして~」


「…………」


「うへへ…………」


 いつもの葵音や…………。最近、見てなかった、楽しそうな葵音。

というか、布団被ってないやん。風邪引くで…………。

…………よし。


「…………起きられたのですね、咲翔様」


「…………はい。けど、葵音が寝てるのでもう少し、部屋にいときます」


「承知致しました」


 …………かわいい。


◇ ◇ ◇ ◇


「…………あれ、いつの間に寝ちゃってたの」


「…………おはよ、葵音」


 近い。けど、イヤじゃない。


「…………咲翔」


「その、昨日は…………ごめん。わざわざ来てくれたのに、追い返して」


「ううん、咲翔も限界だったんだよね?私のことも守ろうとして」


「…………」


 次の言葉が、出てこない。出せるはずなのに。


「…………咲翔、お願い。1人で抱え込まないで。私にも協力させて」


 その一言で、頭が働いた。


「…………うん」

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