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普通の大学教授の祖父だと思ってたのに  作者: 綿ダッコ
第3章〜危険信号〜

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第31話 文化祭1

 次の日、城洛高校では文化祭が開かれていた。


「よくぞお戻りになれました…………!!殿!!」


「「よくぞお戻りになれました…………!!殿!!」」


 一組目のお客さんが入ってきた。見覚えのある、姿。


「……よくぞ、お戻りになられました。殿」


 やってきたのは、葵音と奈緒音であった。

そして、座ったのは咲翔が担当している席であった。


「今すぐ、お茶をご用意いたしまする。何かあればすぐにお呼びくだされ」


「はい……」


 え、私のこと嫌ってたんじゃないの…………?普通にしてる…………。


「咲翔お兄ちゃん、カッコよかったね」


 咲翔は段ボールで作ったであろう刀を腰掛け、肩や胴体にも、同じような鎧を着けていた。


「う、うん。そうだね…………」


「奈緒音、りんごジュースにする!!」


「……じゃあ、私はオレンジにしようかな」


 あれ、これって普通に呼んでいいのかな…………?


「奈緒音、ここの店員さんの呼び方って聞いてる?」


「向こうの人が呼ぶみたいだよ」


「へい、家臣!!」


 そんな、「へい、タクシー」みたいに呼ぶの!?


「お姉ちゃん、呼んで」


 恥ずかしいって…………。


「…………へ、へい家臣」


「お呼びでしょうか、殿」


 いくらコンセプトとはいえ、咲翔を家臣って呼びたくない…………。


 その後、2人は飲み物を飲み、戻っていった。


「勝ち戦じゃーー!!」


「「うおーー!!」」


 昨日、聞こえてきたのこれだったんだ…………。

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