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Driven Coding ――文系素人がAIと組んでこだわりアプリを作る話  作者: adofuku
第02章:Your Notes. Your Drive.

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第07話 壁紙という名の美学 ―― MemoMemo覚醒編

MemoMemo。


ついに本格始動である。


少し前まで

「Hallo World」で歓喜していた男が。

今や

TXT保存。

設定管理。

背景変更。

フルスクリーン。

完全に未来へ突入していた。


時代が俺に追いついてきたワケだが。


まずはローカル保存。

TXT。

硬派である。

30年後でも読める。

誰でも開ける。

サブスク無し。

独自形式無し。

ファイルを人質にしない。

このご時世、

非国民と呼ばれるほど人質しない派でありたい。


さらにSettings.ini。

設定すら透明化。

謎ファイルを拒絶する男の美学である。

中身が見える。

編集できる。

バックアップもできる。

安心。

シンプルこそ不死鳥の魅力だと知るmemoになれ。


そして

ついに実装された。


背景画像。

壁紙機能。


来た。

革命である。


元々使ってたテキスト閲覧アプリにも

壁紙機能があった。

あれが良かった。

実に良かった。


文字だけでは足りない。

空気が必要なのだ。

魂の背景が。


俺は好きな画像を設定した。

するとMemoMemoが急に


「堕天使のアプリ」


になった。


やばい。

テンションが上がる。

秘密基地感。

深夜感。


さらに俺は

軽い気持ちでジェミに言った。


「全画面モードとかできます?」


できた。

なんなんだこの時代。

ジェミさん

普通に実装してくる。


フルスクリーン。

余計なUIが消える。

文字だけが残る。


静寂。


集中。


黒き知性の空間。


そしてESCキーで帰還。

完璧である。

だが裏では、

WinUI3固有のKeyDownイベント制御とかいう、

呪文のような戦いが繰り広げられていたらしい。

俺はよくわかっていない。


ジェミさんはたまに苦しんでいた。

俺は言う。

「ESCで戻れた。やった。嬉しい」

これがCoding。

知識と勢いの融合。

未来である。


だが開発が進むほど闇も深くなる。

特定のTXTだけ表示がおかしい。

文字化け。

行ズレ。

インデックス崩壊。

ううっ

なんだこの現象。


どうやらエンコーディング問題らしい。

完全に魔界。

だがジェミさんは調査を続ける。

俺はファイルを渡しながら言う。

「これ変だよ」


AIが解析する。

俺が確認する。


2026年。

AIと共に文字コードと戦う時代へ。


さらに俺は新たなる提案をした。

「バージョン番号つけよう。」


v0.1.1。


v0.2。


v0.3。


セマンティック・バージョニング。

名前が強い。かっこいい。

セマンティックな頭が色気という狼煙を上げるんだ。


ジェミさんに更新管理を頼んだ。更新したらバージョンアップするのである。

すると更新するとバージョン教えてくれる。

強い。

強すぎる。


Visual Studio。

黒い画面。

バージョン番号。

壁紙付きフルスクリーンメモアプリ。


そして俺は気づき始める。

これ

ただのメモアプリじゃない。

テキスト閲覧アプリとしても

イケるのではないか。


小説。

日記。

ログ。

未来の自分への手紙。


30年後。

昔のTXTを開く。

その時。

安心して読める。

それが俺の理想である。


願わくば永遠に読めるテキストであれ。

MemoMemo。

読んでくれてありがとうなのである。


ブックマークしない奴、

人生のログ消えるぞ。

いや消えないのでブックマークしてください。


評価ポイント入ると、

開発速度が200mmくらい上がります。


あと壁紙機能、

マジでテンション上がりました。


機能というより、

空気感。


そこが大事。


未来である。

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