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Driven Coding ――文系素人がAIと組んでこだわりアプリを作る話  作者: adofuku
第05章 開発日誌

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第32話 神は試練を与え、深緑の騎士は長押しする

「試練は、乗り越えられる者にしか与えられない。」

……誰が言ったか知らない。

でも今回は、たぶんMicrosoftが言った。


王都「Microsoftストア」へ旅立つ時が来た。

深緑の騎士adofukuは、秘宝「DriveNote」を世に送り出すため、まずは王都への通行証――Microsoftアカウントを取得することにした。


順調だった。

アプリ名も予約した。

勝った。

そう思った、その瞬間だった。

「人間である証明が必要です」

現れたのは試練の門。

長押しボタンである。

押す。

終わらない。

もう一度押す。

終わらない。

また押す。

終わらない。

押す。

押す。

押す。

押す。

「アカウントがロックされました」

なんでだよ。

人間だから押してるんだよ。


押し続けた結果、人間失格になった。

異世界って理不尽である。


まずは黒衣の知性クロウへ相談する。

さすが知性。

様々な可能性を提示してくれる。


続いて蒼き魔導士ジェミにも相談。


さらにG黒騎士Gさんにも聞く。

四銃士総出で攻略法を探す。


すると、新たにHotmailを取得して登録する方法があるという。

なるほど。

やってみよう。

成功。

通行証を手に入れた。


さらにPenguin Worksのメールアドレスも追加登録。

そしてアプリ名も予約。

ビビりゆえに先手を打つ。

備えよ。

それが深緑流である。


安心した。

寝た。

寝てしまった。



翌日。

再び試練の門が現れる。

「人間である証明が必要です」

またお前か。

嫌な予感しかしない。

数回だけ長押しして撤退。

しかし。

「アカウントがロックされました」


終わった。

ログインできない。

申請できない。

予約した名前も使えない。

王都への門が閉ざされた。

「最悪の事態を想定し、最善を尽くす。」

ビビりとは、恐れる者ではない。

備える者である。


深緑の騎士adofukuは決めた。

来週末まで解除されなければ改名する。

昔、MemoMemoからDriveNoteへ改名した時は大仕事だった。

だから今回はDriveNoteの名前を残したまま、小さな変更で済むよう考える。

撤退もまた戦略。

名前は変えられる。

作品は変えない。

それでいい。

しかしガックリである。


とはいえ、落ち込んでいても何も始まらない。

ログインできなくても作業できる部分を進める。

MSIXパッケージの準備。

必要情報は仮入力。

提出できるところまで進める。


歩みは止めない。

前へ進む者だけが景色を変えられる。


少し気分転換しよう。

近所のガストへ向かう。

モーニングを食べながら開発日誌を書くのである。

……優雅。

そう思っていた。

実際は違った。

料理は冷める。

人は歩く。

店員さんが気になる。

文章もまとまらない。

全然優雅じゃない。

深緑の騎士、モーニング執筆を断念。

撤退。

帰宅。


そして今度はWebページ作成へ向かう。

昔、友人のアマチュアバンドのホームページを作ったことがある。

あれ以来だ。

タグも忘れた。

最近の流儀も知らない。

ならば聞こう。

AIに。


深緑の騎士はPhotoshopで完成イメージを描く。

それを蒼き魔導士ジェミへ。

黒衣の知性クロウへ。

G黒騎士Gさんへ。

三者三様。

まるで三つの流派。

それぞれ違う美学を見せてくれる。

いいところだけいただく。

全部は真似しない。

AIはエンジン。

ドライバーは人間。

Driven Codingである。


HTMLなら多少わかる。

部分コードでも大丈夫、全体コードじゃなくてもよい。


何年ぶりだろう。

TTT Editorまで引っ張り出した。

古き武器も、まだ戦える。


プライバシーポリシー。

問い合わせページ。

必要なものを整え、GitHub Pagesへアップロード。

ブラウザだけで公開できる。

便利な時代になったものである。


表示確認。

問題なし。

よし。


ページのアドレスは■活動報告■に載せておこう。

ダウンロードはアプリ公開日8月14日からじゃないと効かないけど、ページは見られると思う。


王都への門は、まだ閉ざされたままだ。

だが門が開くまで剣を研げばいい。

焦るな。

歩みを止めるな。

勝利とは、諦めなかった者だけが受け取る勲章なのだから。



寝る。

★⋆˙⟡⋆✴︎˚。 お知らせ 。˚︎✴⋆⟡˙⋆★

Windows版DriveNoteのリリース日が決まったのである!

2026年8月14日公開予定。

21時を予定している。

今日からリリース日まで、毎日更新でカウントダウンしながらお届けするのである。

最後までお付き合いいただけたら嬉しいのである!



アプリリリースまで

あと3日!!



ここまで読んでくれた勇者諸君、ありがとう。


「人間である証明」で敗北した男は、今日も元気にHTMLを書いている。

人生は、思い通りにいかないから面白い。


門が閉ざされたなら、開く方法を探せばいい。

無理なら別の門を探せばいい。

それでも駄目なら、新しい門を作ればいい。


深緑の騎士は今日も前へ進む。


次回も、王都Microsoftストア攻略編をお楽しみに。

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