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冒険者ギルドで説明を受け、無事に登録を終える。
冒険者証を手に入れたことで、この世界での身分を得ることができた。
ギルドを出た後、クロードに案内され宿を取る。
部屋に入り、改めて自分の荷物を確認する葵。
スマホ。
財布。
タバコ。
ライター。
しかし、この世界で価値があるものは何もない。
「……俺、お金ないじゃん。」
これからの生活への不安が押し寄せる。
そんな葵にクロードは、
「心配はいりません。」
「しばらくは私が負担します。」
と告げる。
「いや、それはさすがに……。」
助けてもらってばかりではいけない。
「ちゃんと自分で稼げるようになります。」
葵は軽くではあるが、この世界で生きていく決意をする。
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その後、クロードから魔力について説明を受ける。
この世界には地球とは比べ物にならないほど濃い魔力が大気中に存在している。
その影響で、人間の体内にも大量の魔力が巡っている。
魔法を使うには、まず自分の中にある魔力を感じ取る必要がある。
「まずは感じるところからです。」
「瞑想状態で集中してください。」
言われた通り目を閉じ、集中する葵。
しかし――
何も感じない。
魔力の流れも。
特別な感覚も。
何度試しても結果は変わらない。
「……分からない。」
その日は諦めることになる。
ベッドに横になりながら、
「成長しやすくなるって言ったじゃん……。」
女神への不満を心の中で漏らす。
少し落ち込んだまま、葵は眠りについた。




