表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
2510/2513

2510話 骨が折れるモンスター

 【Raid Battle!】


 【包丁戦士】


 【包丁を冠する君主】

 【深淵域の管理者】

 【『sin』暴食大罪を司る悪魔】


【メイン】ー【深淵天子】【深淵使徒】【プレイヤー】【会者定離】

【サブ1】ー【次元天子】【ボーダー(妖怪)】【上位権限】

【サブ2】ー【暴食大罪魔】【デザイア】



 【聖獣を担うが故に】


 【深淵へ誘い】


 【聖邪の境界を流転させる】


 【責務放棄により】


 【境界を見守り】


 【管理することを強いられる】


 【会うは別れの始め】


 【合わせ物は離れ物】


 【産声は死の始まり】


 【この世の栄誉は去ってゆく】


 【故に永遠なるものなど存在しない】


 【瞳に宿る狂気に溺れたままいられることを祈るのみ】


 【ああ……この世は無情である】




 【ワールドアナウンス】


 【【包丁戦士】がレイドボスとして顕現しました】


 【レイドバトルを開始します】



 はい、今日も元気にログイン!

 昨日は【世界剣樹ー中層ミドリーブー4階】に【風船飛行士】を連れていっていたな。

 一度攻略していることもあってか対応は的確でかなり安定していたぞ!

 とはいえ、そこまでたどり着くための階層だはあんまりめぼしい活躍はしていなかったのでかなりピンポイントではあったがな!







 というわけでやってきました【世界剣樹ー中層ミドリーブー5階】!

 何だかんだかなり来れたな……

 メンバーを都度増員しながら挑んでいるわけだが、それでも俺や【リフレクトミラーディフェンダー】が世界剣種を序盤で使わされている以上はほとんど余力がない。

 進む階層が一つ増える度に一人増やしてようやくトントンになるわけだな!


 ここは色々な生き物の骨で作られた洞窟のような見た目の階層になっている。

 誰がどう見ても薄気味悪いぞ……



 「こんな階層さっさと抜け出したいわね。

 気持ちが悪いわよ……」

 「キモすぎワロタwww

 これ見て喜ぶやつは【キズマイナ】くらいだろwww 」

 「ということはやはりこの階層に出てくる世界剣獣に酷似したモンスターは……」



 【底骸剣デュラ】を元にした【デュラ】もどきだろうな!



 「言ってるそばから来たンゴねぇwww

 見た目ヤバスwww 」

 「えぇ……私たち今からあれと戦うの!?

 嫌なんだけど……」

 「少々変わった見た目をされておりましてよ……」



 例外なく皆がドン引きしている姿の【デュラ】もどきは全身が骨だけで形成されたスケルトンみたいな見た目なんだが、見るからにキモい液体を滴しながら歩いて迫ってきているのだ!

 しかもその液体は地面を溶かしている。

 ……つまり、触れたらそれだけでダメージを受けてしまうような性質を持っているのは間違いないわけだ。



 とりあえず様子見も兼ねて俺が包丁で切り込んでみるが……

 皮とか肉が無い分全然ダメージが通らないし、骨自体も固いからほぼ弾かれてしまった。



 「ちょっwww

 包丁が効かないの泣けるンゴねぇwww

 こっちのメインアタッカーのメインウェポンなのにワロタwww 」

 「これは攻め手に欠けましてよ……」

 「うちも燃料切れだからフレイムギアもまともに動かせないわよ」

 


 包丁が効かないことで完全にお通夜モードになっていた。

 一応【風船飛行士】は本気を出せば竜人として一気に焼き払うことも出来るのはここにいる全員が知っているが、それをすると【風船飛行士】も急速にエネルギー切れで動けなくなってしまうからそれをさせていないのだ。

 それ以外でも当然攻撃は出来るのだが、俺と同じくらいの火力なのでそれを含めて攻撃がほぼ通らずお通夜モードになっているわけだ。

 

 

 「気持ちを切り替えて攻撃パターンを読み取りたいですわ!

 せめて収穫が欲しいですわね」

 「来るよ!」



 【デュラ】もどきは全身から骨を伸ばしてきて、俺たちを串刺しにしようとしてきた!

 シンプルながら殺傷力抜群な攻撃方法だな!?



 「ですが、この攻撃方法でしたらワタクシの守りで何とかしましてよ!

 スキル発動!【近所合壁】!」



 【トランポリン守兵】お嬢様が空中にトランポリンを生み出し攻撃を受け止めていった。

 こう言う物理攻撃なら二人いるタンクプレイヤーの本領を発揮できるからありがたいところだな!

 

 

 「……いえ、【リフレクトミラーディフェンダー】様の姿がありませんわ!?」

 「ちょっwww

 あいつ落とし穴に落ちて死んだンゴねぇwww」



 そうして一人死に戻りした後、俺たちは大人しく明日連れてくる助っ人に声をかけるために自害して死に戻りするのだった……

 攻め手がないし仕方ない。





 諦めが良すぎませんか?

 全く、これだから底辺種族上がりのプレイヤーたちは……


 【Bottom Down-Online The Abyss Now loading……】

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ