2411話 ゴマタノショクシュの防御手段
【Raid Battle!】
【包丁戦士】
【包丁を冠する君主】
【深淵域の管理者】
【『sin』暴食大罪を司る悪魔】
【メイン】ー【深淵天子】【深淵使徒】【プレイヤー】【会者定離】
【サブ1】ー【次元天子】【ボーダー(妖怪)】【上位権限】
【サブ2】ー【暴食大罪魔】【デザイア】
【聖獣を担うが故に】
【深淵へ誘い】
【聖邪の境界を流転させる】
【責務放棄により】
【境界を見守り】
【管理することを強いられる】
【会うは別れの始め】
【合わせ物は離れ物】
【産声は死の始まり】
【この世の栄誉は去ってゆく】
【故に永遠なるものなど存在しない】
【瞳に宿る狂気に溺れたままいられることを祈るのみ】
【ああ……この世は無情である】
【ワールドアナウンス】
【【包丁戦士】がレイドボスとして顕現しました】
【レイドバトルを開始します】
はい、今日も元気にログイン!
昨日は世界剣樹ダンジョンのモンスターハウスをひたすらタイムアタックの如く何度も挑戦していたな。
その甲斐あって安定して第六階層を突破することが出来るようになったので、ここからのレイドボス攻略をかなり楽できるようになったぞ~!
ーーーーーー【世界剣樹ー下海層シードレアー7階】ーーーーーー
というわけで、今日から本格的にレイドボスの世界剣獣【アトラ】を攻略していくぞ!
【Raid Battle!】
【アトラ】
【海溝剣を司る獣】
【世界剣獣】【失伝秘具】【海溝剣】
【海溝世界の基盤を担うが故に】
【深きモノと繋ぎ】
【海をもたらす】
【異形なる力の根底には】
【海溝の力を宿し】
【担い手を求める】
【異なるテクスチャとの楔とされた剣は】
【獣となりて】
【冒険者の前に立ち塞がる】
【世界剣樹へ挑む者よ】
【この獣を超えてみよ!】
【レイドバトルを開始します】
再び相対したもはやイソギンチャクみたいな見た目の触手たち。
前に戦ったときはガス欠だったので複数の属性攻撃に対処しきれずにそのまま耐久も出来ず落とされてしまった。
だが、今日はそこそこリソースに余力があるからまともに戦えるはず。
何とかなるはずだ!
というわけで戦闘を開始していくとさっそく火炎放射が俺に向かって放たれてきた。
これ単体なら余裕で躱せるレベルなんだが……
……ちっ、やっぱり来たか!
俺を追撃するように、火炎放射の最中にも関わらずさらに葉っぱカッターも別の角度から飛んできたのだ!
これが厄介すぎて前はぼろ負けしたんだよなぁ。
オールレンジ、オールアングルから攻撃されるので一体のレイドボスを相手にしているのにも関わらず複数体を同時に相手にしている気分になってしまうぞ……
この攻撃を防ぐだけならさっきの階層でもやった【刻犬舌針】を使うという手もあるんだが、防御行動も見てみたいからな……
というわけでスキル発動!【深淵纏縛ДЖ】!
俺は2つの深淵細胞を同時に使用していき重ねていく。
すると俺の衣装が変化していき、露出の高いウサミミケモコスプレになってしまった。
ジェーライトのバニーガール姿とデーの超露出犬ケモコスが複合されたからなんだろうが……
他の人前では少なくともなりたくない見た目だよな。
リアルで道端を歩いていたら間違いなく補導されてしまう格好だ。
いくらVRの世界とはいえ恥ずかしすぎるぞ……!
だが、羞恥心よりも今は性能だ!
どうせ他に見てくるやつなんていないし、攻撃させてもらうぞ!
スキル発動!【魚尾砲撃】!
俺は極太レーザーを触手に向けて放っていった。
触手側はそれに対応するためか、虹色の触手をドリル回転させて相殺し始めてきたぞ!?
おいおい、ここにきて虹色の触手が一番厄介になるとはな!?
あの虹色の触手をどうにかしないと【魚尾砲撃】が通らないだけじゃなくて、他のスキルに変えたとしても防がれてしまう可能性大だから厄介すぎるな……
くそっ、スキル発動!【魚尾砲撃】!
さらにスキル発動!【魚尾砲撃】!
俺は二本同時に【魚尾砲撃】の極太レーザーを放っていったが、案の定それをドリル攻撃で防がれてしまった。
うーん、本数を一本増やした程度ではダメだったか……
そうして、攻撃を防がれ続けたまま電気ショックを直撃させられてしまったので、俺はじり貧で負けることとなったのだった……
深淵種族の力は突破力が低いですからね。
やはり時代は聖獣や天子の力ですよ。
当然私を敬いながらですよ。
【Bottom Down-Online The Abyss Now loading……】




