あとがき
長らくお待たせしました。そして今まで応援、有難うございました。
これにて、奴隷嬢と拾われ伯爵は完結です。
この作品は、本来今の3分の1の長さで完結するはずのお話でした。それがあれよあれよと伸びてこんな長編に……。
それでも、少しでも多くの方にお楽しみいただけていたのなら幸いです。
本当に有難うございました。
2013.04.29 有本 圭
(以下小噺)
本来3分の1の長さ、と申し上げましたが、どの辺りかと申しますとルイスが登場する辺りです。
あの辺で、リカルドはアリシアへの恋心を自覚して告白→ハッピーエンド、みたいな流れでした。
しかし書いている内に(あれ、こんな単純に好きになっちゃって良いの?)という疑問が生まれ、練り直すことに。
ちなみに当初の設定では、クラウスは存在しません。
ライラはローレンの妹でした。
という訳で、ディートハルトの設定もありません。
アロイスは何となく付けちゃえ! という勢いで名前を出してます。
もう色々変わりすぎて別の作品と言っても過言ではないと思います。
「奴隷嬢と拾われ伯爵」は、そもそもメインで「レオリアの盾」という作品を書いていた傍ら、気分転換がてらに……と執筆していたものです。
動機は単純に、焼印書きたいなぁという不純(?)なものでした。
それが、うちのPCが反抗期で、メインの作品のデータを全て消してしまいまして。
ショックに打ちのめされる中、残っているのは本作品のデータだけだったので、こちらを本格的に執筆することに決めた次第です。
何が言いたいのかと申しますと、定期的にバックアップは取っておきましょうというお話でした(笑)
ここまで読んでくださった皆様、改めて有難うございます。
またお会いできる日を楽しみにしております。
有本




