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第397話 クイズ番組

 小学生の頃。


 夜。


 俺の部屋。


 舞と一緒にクイズ番組を観る。


「よし、舞、勝負しようぜ」


「ふふ、いいわよ」


 正解数を紙にメモしながら、真剣にクイズ番組を観る。


 クイズ番組が終わる。


「よし、結果発表だ。舞の正解数は?」


「これよ」


 舞の方が正解数が多かった。


「くそ、俺の負けか〜」


「あはは、やったわ」


「舞はめちゃくちゃ本読んでるもんな〜、そりゃ強いわ」


「えへへ」




 中学生の頃。


 夜。


 俺の部屋。


 俺は舞とイチャイチャしていた。


「お、クイズ番組が始まった。舞、勝負しようぜ」


「ふふ、いいわよ」


「簡単には負けないぜ、俺も舞に影響されて本をたくさん読んでるしな」


「偉いわ、公介〜」


 舞がなでなでしてくれる。


「えへへ……って、こら、やめろ、今から勝負だろ!」


「あはは、そうね」


 舞とクイズで勝負する。


 俺が負ける。


「くそ、負けたぜ!」


「やったぜ〜」


「けっこう正解できたんだけどな〜」


「この問題なんかよく正解できたわ。公介、偉いわよ」


「えへへ、まあね」


「偉い、公介は本当に偉い!」


 舞がなでなでしてくれる。


「えへへ〜」


 舞がたくさん褒めてくれた。




 高校生の頃。


 舞はアイドルになり、学校も別々になった。


 夜。


 俺の部屋。


 舞はアイドルの仕事で忙しいので、一人でテレビを観る。


 今日はクイズ番組に舞が出演する。


「お、始まった」


 一人でクイズ番組を観た。




 舞が裏口からこっそり遊びに来る。


 俺は裏口に舞を迎えに行く。




 俺の部屋。


「舞、さっき舞があのクイズ番組に出てるのを観たぞ!」


「ああ、今日放送だったのね」


「俺と舞が何度も勝負したあのクイズ番組に、舞が出ているのを観ると、なんかすごい興奮したぜ」


「あはは、私も収録の時、興奮したわ」


「しかし、舞、よくたくさん正解できたよな。クイズ番組って、実際に解答席に立つと頭が真っ白になるっていうじゃん」


「ふふ、公介と勝負してたおかげかもね」


「はは、なるほどな」

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