第398話 舞
国民的アイドルで国民的女優、宮沢舞は幸せだった。
もちろん、大好きな恋人、公介と同棲中だからだ。
頑張って仕事をして家に帰り、出迎えてくれた公介に甘えられる時、舞は本当に幸せだな〜といつも感じている。
舞は公介のことが物心ついた時からとにかく好きだった。
恋人に求めるものは、人それぞれ違うだろう。
舞が求めるのは、とにかく一緒にいると楽しいことだった。
そして舞は公介と一緒にいるのが楽しくて仕方なかった。
一番楽しいのは、やはりゲームを一緒にやっている時だ。
二人でただベッドでゴロゴロしながらおしゃべりするのもいい。
笑いのツボが同じだから、お互いの話でよく爆笑する。
舞が一番癒されるのは、やはり公介に甘えられた時だ。
公介に甘えられると、舞の頭にはいつもゲームのライフゲージやスタミナゲージが回復するイメージが浮かぶ。
舞は公介に潜伏生活をさせていることに、罪悪感がないわけではないが、公介なら大丈夫という信頼感があった。
実際、公介は今のところ不満はないどころか、とても幸せそうだ。
もちろん、公介がいくらこの生活が平気そうでも、舞にサービスに手を抜く気はない。
外に出られない公介のストレスを少しでも癒すため、いろんなコスプレやシチュエーションを日々考えているし、舞もこのサービスを楽しんでいた。
さて、今日はどんなサービスをしてあげようかな、と舞は考えながら、二人が同棲している超高級マンションに到着する。
「ただいまー、公介」




