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超人種族の異世界英雄記  作者: 至田真一
番外編 調査団の光族達
245/247

植物の世界の調査①

「犯罪者、出てこーい!! 成敗してくれる!!」

「いや、そんな大きな声出しても出てくるとは思えないけど」


 ボサボサの長い茶髪に赤い瞳。上は赤のビキニアーマー、下は白と黒のズボンにサンダルを履いたウースルは大声を出しながら犯罪者を探す。

 そんな無茶苦茶な探し方にユールはツッコむ。


「あんな探し方したら、逆に犯罪者達逃げちまうんじゃないか?」

「だろうね。でもそれが彼女らしいんだよ」


 逆立った金髪に茶色い瞳。上下黒い服の上に金色の胸当てと脛当てを身に付けたリェオはガンガン突き進むウースルを微笑みながら見る。

 ユールのパーティーはウースルとリェオ。そしてヴァルの三人と行動しプラヌトを調査していた。


「しかし、流石毒草が生えてるエリアなだけあるな。嫌な臭いが充満してやがる」

「そうですね。マスクを着けたいです」

「そうね~ん。ここの毒草、体に悪いのしか生えてないから~」

「それ先言ってくれよ!!」


 紫のショートヘアーと瞳。赤紫のレオタードの様な露出の高い服を着たヴァルの言葉にアモセは嫌な顔で言う。

 臭いを我慢出来なくなったユキルが指で鼻をつまむと、前を歩いていたユールが止まりぶつかった。


「ふぎゃ! どうしたのお兄ちゃん?」

「いやぁ、あの人が急に止まったから」


 ユールは手をかざしているリェオを指差すと、リェオは目を閉ざして耳を澄ます。


「リェオは耳が良いの~。多分~聞こえたのよ~」

「……こっちだね」

「こっちか!!」


 ウースルはリェオが指差した方角へ走ると、リェオ、ヴァルに続いてユール達も向かった。


――――――――――――――――――――


「見て見て。これこれ」


 マルナのパーティーと行動しているミーン、キャス、カープルの七人は、毒草エリアを調査していると、水色の髪に黄色い瞳。右半分が赤、左半分が青の服装のミーンが何かを見つけて屈みこむ。

 他の皆もミーンが見てる所を見ると、その辺りの草だけが刈り取られて無くなっていた。


「これって、既に採られた後ですよね?」

「そうね。もうこの辺にはいないのかしら?」

「広いですから、まだいる可能性はあるでしょう」


 綺麗に揃った黒髪に白いスーツを身に纏い、眼鏡をかけたカープルがそう言うと、ミーンも頷いた。


「うんうん。もっと探そう、探そう」

「にしても、綺麗に刈り取られてるな。この断面、嫌いじゃないね」

「そんな事言ってる場合じゃないですよ、キャス」


 赤い髪に茶色のスーツを着たキャスは刈り取られた草の断面を見て感銘を受けていると、カープルがキャスを持ち上げてマルナ達の元へ集まる。


「あの刈り取られた跡はまだ新しいです。このエリアには、確か幻覚作用を引き起こす毒草が生えていたはずですので、そちらへ行ってみましょう」

「分かったわ」

「行こう、行こう」

「……ところで、何でこの人は同じ事を二回言ってるの?」

「癖なのです」

「あ……そう」


 ミーンの癖にマルナは少し戸惑うも、その場を後にし調査を続行する。

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