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超人種族の異世界英雄記  作者: 至田真一
世界を超えた異変
241/247

思い出の世界の再戦⑤

「オラァァァ!!」


 グロードは金棒から放った電撃を振り下ろすと、パトランとリージャは吹き飛ばされた。


「うわぁぁぁっ!」

「わぁぁぁぁぁぁぁ!!」


 リージャは地面に倒れて、パトランは転がって倒れる。


「ふぎゃ~……」

「痛たた。やっぱ強いよ~」

「ヒャッハッハッ! やっぱこんな小娘共じゃあ相手になんねぇな! さっさとぶっ殺して他の奴等の相手しに行くか」


 グロードは金棒に電撃を纏わせると二人に向かって走りだした。

 すると、パトランが立ち上がったと同時に銃で光弾を連射するとグロードの足元に当てて動きを止めた。


「おぉー」

「リージャちゃん。私がすっごいのを溜めるから時間稼ぎを任せたいのだ」

「良いよー! じゃんじゃん稼いであげるから、すっごいのぶちかましちゃって!」


 リージャは巨大なハサミを取り出して手に持つと二つに分解して剣の様に両手で持つとグロードへ向かって走り、パトランは上空へ飛んで銃口にエネルギーを溜める。


「あぁん? 諦め悪ぃな、光族ってのはホント!」


 リージャは鋏を振り下ろすとグロードの金棒とぶつかり合い、振りかざした時に金棒で吹き飛ばされると、周りに無数の光のハサミを出現させる。


「シザーアロー!」


 無数のハサミを放つと、グロードは金棒から電撃を放ち全て撃ち落とした。


「ハンッ! こんなんで……あ?」


 グロードが空を見上げると、パトランが巨大な光の玉を銃口に溜めていた。


「うおぉぉぉ。発射なのだぁぁぁ!!」


 パトランは引き金を引き、巨大な光弾がグロードに向かって放たれた。

 あまりの大きさにグロードも避けられないと判断したのか、打ち返そうと野球のバットの様に金棒を振り光弾に当てるが、流石に打ち返すのが難しいのか全く打ち返さずにいた。


「ナメんじゃあ――!」


 踏ん張っているグロードの懐にリージャが潜り込むと、両手のハサミをグロードに叩き込むと切り裂いてその場から離れた。


「てやぁぁぁぁぁぁぁ!!」

「ゴエッ!」


 リージャの一撃でグロードの力が弱まり、パトランの巨大光弾が直撃し爆発が起きた。

 パトランは地上に下りリージャと爆煙を眺める。

 すると、グロードが金棒で爆煙を吹き飛ばし一気に晴れた。


「ヒャハハハハ!! やるなぁ小娘共!!」

「うわぁ、効いてないのだぁ!?」

「よぉーし。それならまだまだ行くよー」


――――――――――――――――――――


 ストリブラーがツメにエネルギーを込めて地面に突き刺すと、ノフアとネオンの足元の地面が光り爆発が起きた。


「ううっ……地面からの攻撃か。こんな攻撃もあるのか」

「分かりづらい」


 ネオンは飛び上がりストリブラーに向かって飛び蹴りを放つと、ストリブラーはツメで防いで弾き飛ばした。

 ノフアがリボンで巨大な右拳を突き出すとストリブラーは弾き、続けてのリボンで巨大な左手のチョップも弾き、ネオンが振り下ろした大剣も防ぐとツメでネオンを吹き飛ばし地面に叩きつけた。


「うおぉぉぉぉぉぉぉ!!」


 ノフアはリボンを小さく分裂させて輪から放った無数の光弾を放つとストリブラーはツメで防御し、今度は一本の長いリボンを輪にして巨大な光線を放った。

 ストリブラーはツメで防ぎ少し引き下げられると、弾いて光線を別の方向に曲げた。


「残念だったな。ハアッ!」


 ストリブラーは地面を蹴り、ノフアに向かってツメを振りかざした。


「リフレクト」


 地面に倒れているネオンが手を前にかざすと、先ほど曲げられた光線の先に青い光輪が現れ、光線が光輪に当たると軌道が曲がりストリブラーへ向かった。


「っ!?」


 気付いたストリブラーだったが気付くのが遅く、光線に当たり空に吹き飛ばされる。

 ネオンが一気に近づきストリブラーに向かって大剣を振り下ろすと、ストリブラーにツメで防がれた。

 そこへノフアがリボンを伸ばしストリブラーに巻き付けると、地面へ叩きつけた。

 ネオンが地上に下りると、叩きつけられたストリブラーは立ち上がった。


「罪人め。これしきで我は倒れん」


 睨みつけるストリブラーに、ネオンとノフアは臆さず立ち向かった。


――――――――――――――――――――


 キグマが槍から無数の火球を放つと、ソロモワとレウィに命中し、距離を詰めて槍で薙ぎ払って二人を吹き飛ばした。


「「うあああっ!」」

「フン。やはり他愛もない」


 キグマは飛び上がり上空で止まると、槍を上に向け火球を生み出すと、火球はどんどん大きくなっていった。


「っ……あの大きさはマズいわね。ちょっとソロモワ! 起きてる!?」

「起きてるよちゃんと。あの炎も見えてる」


 ソロモワとレウィは立ち上がり上空の巨大な火球を見上げる。


「あんなのが地上に当たったらこの辺り吹き飛ぶわね」

「うん。だからレウィ。絶対に防ごう、私達の力で」

「ふふ。アンタに言われなくてもやるわよ」


 ソロモワは剣。レウィは槍をキグマへ向けると、それぞれの武器の先端にエネルギーが集まり、二人のエネルギーが融合していく。


「合体技か? そんなものでお前達程度の者の合体技など大したことは無い!」


 キグマは槍を振り下ろし巨大火球を放つ。

 巨大火球が迫る中、二人のエネルギーが溜まり、黄色と青の巨大な光の矢が出来上がった。


「「行っけぇぇぇぇぇぇぇ!!」」


 二人は光の矢を放つと、巨大火球とぶつかり合った。

 二人の力を合わせても、火球の方が威力が高く、光の矢が押されていた。


「レウィ! もっとエネルギーを流して!」

「言われなくても分かってるわよ!!」


 二人は更にエネルギーを光の矢に流すと、押されていた光の矢が止まり、少しだけ火球を押す。

 互いの攻撃の押し合いが続くと、光の矢と火球が弾け飛び大爆発が起きた。


「「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!」」

「くっ!」


 ソロモワとレウィは吹き飛ばされ、キグマは空中で爆風に吹き飛ばされない様に耐えていた。

 ソロモワとレウィは立ち上がると、キグマが地上に下り立った。


「成程、多少はやるようだ。仮にも光の兄弟と同じ中級戦士なだけある」

「当たり前よ! ナメないでくれる!?」

「お前を倒すために、私達は戦うわ!」


 ソロモワとレウィは武器を構えキグマに向ける。

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