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*7巻のおさらい(マテオの語り)

 ……お前か。あいつの不在を狙っただろ。は? 今家にいるからって、あいつが言ってた?

 あの女、帰ってきたら……いや、なんでもねぇ。とりあえず、そこ突っ立ってないで座れ。


 んで? どうせ、ここに来たのはルカのことだろ。色んな奴らに聞き回ってんの、見てるぜ。

 そのうち、オレのとこにも聞きに来るって予感はしてたが……さて、どこまで進んだか。

 ちょっとその紙、読んで聞かせてくれ。


 ・海賊同盟VSフランス海軍の裏側。コリン、ドタバタ奔走劇。

 ・四人とソフィーのやり取り。その後、各陣営の働きかけにより「ブレスト鉄壁の盾作戦」が計画・実行される。

 ・三回戦目の中、ルキフェルら五人組はようやく合流。ブレスト港にて、拉致したマクシムと共に大海賊エドガー・ロジャースを撃破。

 ・その後、マクシムからベルナルド殺害の真相を聞き出す。

 「ゼフィランサスを奪われたエリオットを殺すため、フランス海軍に入った」

 →マクシムはエル・イエロ島にいる多民族集団の一員と判明。

 ・マクシムとルキフェルは二月十八日に再会を約束して別れる。

 ・そして、五人組はルキフェルの記憶探しを再開する。


 ……へえ、よくまとまってんな。それで? オレは何を話せばいい。


 ——戦争の後の話を聞かせろ? チッ、めんどくせぇな。

 あんま面白くねえ話だ。相変わらず、人も傷ついてる。何より色んな奴らが動き回ってて目まぐるしかった。けど、嫌な話だけじゃない。例えば、ルカだ。今まで自分から過去を話したり、思ってても言わないことの方が多かったけどよ……あの戦争以来、素直に口にするようになった。羨ましくもあり、見ていてしんどかった時もある。


 そう。過去に向き合うってのは、何もあいつだけじゃない。

 色んなやつが一箇所に集まった時、嫌でも向き合わされたんだ。

 

 ——オレもその一人だった。けど、お前に話すつもりはねえよ。

 オレの過去を知ってんのは、ルカとあいつだけだ。オレが話したいと思った人間だけ。

 

 ……さて、前置きが長くなったな。

 まずサン・マロを出発した後から話そう。なんせ、情報が膨大なんだ。

 一旦、整理しておきたいだろ?

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