年齢が‥って、マジ?
(明日模試だけど勉強サボって小説書いてるなんて、誰も夢にも見ないだろうな!私は天才だ!)
「〜♪〜♪」
軽やかにステップを踏みながらターン!決まった…!
なんでこんなに機嫌が良いかって?そんなの…
「魔法が使えるとかちょー最高じゃん‼︎‼︎」
「リンネ……なんか、へん……」
なんとなんと!これはルーゼ殿ではありませんか!
「いやぁ…ね?初めて魔法が使えたものだからつい…」
いやいや、そんな驚く事でもないだろ。目玉こぼれそうだぞ。
「えぇ⁉︎ほんとうに⁉︎」
……え、なんで?
「なんか、がっこうってとこいかないとまほうはつかえないんだよ!」
マジ?……やらかした〜…なんてごまかそう…
「あ、いや、でも風!風が吹いただけだからまぐれかもしんないしさ…⁉︎」
慌てて弁解すると、コテッと首を傾げるルーゼ。
(苦しかったかな〜‥)
「まぐれ…?よくわかんないけど、いーや!リンネ、すごいね!」
はっ…?
(あー、そうだ、私もこの子も五歳児だった…まぐれなんて分かるわけないか…)
「う、うん!ありがとう!ルーゼも魔法学校入るの?」
話題を転換してしまえ!
「うん!ルーゼはおっきくなったらおいしゃさんになるから、おくすりのまほうおぼえるの!」
グゥッ…天使やぁ……!
ていうか、この際この子と魔法学校入っちゃおうか…損は無さそうだし。
「そうなんだ!じゃあ僕も魔法学校入るから、一緒に頑張ろうね!」
「うん!!」
ガハァッ…天使やぁ…
ーーーーーーーー
〜その頃の全能達〜
「〜〜でその時のリンネがもうすっごくかわいくってぇ〜!」
「そ、そうか‥」
かれこれ1時間、流羽が犠牲になっている。
(……リンネの中身は変わってるのに、こんな楽しげに話せるなんてなぁ…アタシがあの子に感じた違和感、メアリーなら全部見えとるのかねぇ…)
全能とは言えど、見えるものには限界がある。
それに、見えるが故の感の鈍さだってあるのだ。
(やっぱりあたしゃ、一人で生きてけないんだねぇ…)
そんなことをしみじみと思う全能だった。
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