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俺の容姿は・・・

前話でスキル【換装】の記載を忘れていましたが修正させていただきました。

ホント申し訳ないです。

 バカみたいに広い森と山で迷子になりながら彷徨っている途中。ついに川を発見して念願のガラスを【錬金術】により作成し、鏡を仕上げる事できて自分の新しい顔とご対面する事が出来た、スピカだ。


 字面だと確実に某、パンのヒーローみたいなことを述べているが!そんな事どうでも良い!

 それよりも今は俺の容姿だ。


 先に述べておこう、めっちゃ美少女・・いや美幼女だったと。


 まず、身長が140㎝ほどのやせ型、一応狩りやインベントリに保管してある肉などを食べているが、こちらに来た時から一向に太らない伸びないでほぼ、俺が目を覚ました時と同じ体型だ。ただそれでもちゃんと食事しているので病的にガリガリに痩せてはなっていない。


 だが、髪は半年の間で随分と伸び、腰辺りまであったが寝ている間に自身で髪を引っ張り、痛みで起こされる事件が多発したので【錬金術】で作った切れ味抜群のナイフで、ばっさりと肩に着くぐらいの長さに切り揃えた。


 ので、白銀の髪が肩ぐらいの長さにある。・・・ん?、白銀?あれ俺が自然に抜け落ちた髪の毛を前に見た時は、茶色だったはずだが・・


 はい、アルの所為でしたあの時の契約でステータスだけでなく髪の色まで変わってしまったらしい。

 ・・・髪は良いんだけどさ、俺そのうち身体中に鱗が出来てドラゴンの姿に変わったりしないよね。


 少し不安を抱きながも取り敢えず保留する事に決めた。


 で、続きなのだが何処まで言ったか・・・そう、白銀の髪に、真っ白い肌でくりっとしたエメラルドグリーンの瞳が特徴的で、なとんも人の保護欲をそそる愛らしい顔つきが今の俺の姿なのだ。


 ふむ、今は俺自身の姿なのだが実に可愛い。・・・いや、アカンだろ!


 そんな容姿の子供が1人でふらふら歩いていたら確実に変態が寄って来て拐われるだろうが!・・・でも本当に変態が寄って来たら《スターリィ・イーグル》をぶっぱなすのだがな。


 っと物理的には解決できるのけど、根本的に解決にはならんだろう。なので、安易な考えではあるのだが顔を認識されなければ問題ない筈・・・たぶん。


 と言う訳で、初の狩りでゲットした白いホーンラビットの毛皮を【錬金術】で加工し、更に服を仕立てている際に解放した[職業:裁縫職人]のスキル【裁縫】で短めの白いフードコートに変え、フードを深く被れば顔が解る心配は無い。

 

 だから今俺の恰好はそのフードコートにアルが狩って来た、魔物革で作ったロングブーツ、《フォートレス・スパイダー》の糸をスキルを駆使して布にし、強化を施した白のTシャツと、上下白だと味気ないので蒼く染めた、ショートパンツで動きやすさを重視し、更に【錬金術】でアルの鱗の粉を混ぜる事で、防御力も兼ね備えた姿が今の俺の恰好になる。



  さて、そんなほぼ真っ白な恰好でやっとの思いで街道っぽい誰かの手で整備された場所まで来たのだが。

 「なぁ、アルさんよ、街はどっちだと思う?」


 俺たちが出た場所は道の中間、左右にどちらにも道は伸びていて看板なんて勿論ないし、ここがまだ森の中なので周りは木々に囲まれ、町や村など人が居そうな集落は見える訳がないので、俺の頭の上でだらけるように寝ている、ぬいぐるみサイズになったアルに問いかけて見るが。


 『ふぁ~。そんな事など我が知る訳ないだろう。』

 

 軽く欠伸をしながら応えるアル。どうやらまだ新しい身体に成れてないらしく、いまいち力が入らず身体が重くだるいと本人は言っていた。


 「じゃあさぁ、飛んで上空から・・・」

 『無理。』


 即答だなおい。

 

 『前にも言っただろう。飛ぶのにも魔力を使うから長く、高く飛べないと。』

 「ぐぬぬぬ。」


 そうだった。もしアルが上空から偵察してくれているなら、無駄に森の中を迷子に等なっていないよな。

 

 「よしなら、こういう時こそ神頼みだな!」

 近くにある木の枝を拾い上げ、その場に立て手を放す。すると重力でゆっくりと枝は倒れその先を示す。


 『ふむ、お前の神はこのまま直進して森に行けと言っているようだが・・・』

 「・・・」


 アルの言う通り、真っ直ぐ倒れたのでそのまま道なき森の中を進めと木の枝は指し示す。

 「あ~、よし風の向きにしよう!」

 『・・・神はいいのか?』

 「・・・え~、風向きは右から吹いているから左だな!」

 神など知らん!もう茂みをかき分け、道なき道を進みたくないんだよ!


 そんな一幕もありつつ左の道をしばらく進むと。


 『オイ。』

 アルも気付いたのか声をあげる。

 「あぁ、大丈夫だ。」

 さっきから俺の【気配察知】スキルに引っ掛るヤツらがちらほらいる。

 

 『うむ、囲まれているな。』

 アルの言う通りで道の両方の茂みから何か潜んでいると【気配察知】も教えてくれている。

 しかもその動きは統率が取れている感じから魔物では無いだろう。


 魔物ならば俺たちを囲んだ時点で、四方から同時に襲ってくる種類の魔物もいるが茂みの中から動きが無い、多分予想としては俺たち・・・というか俺を値踏みしているのだろう。


 つまり、この茂みに居る奴等は盗賊みたいな者だろう。


 『どうする?』

 囁くようにアルは、俺に問いかけて来る。

 「う~ん」

 そして俺はその答えに少し悩む。


 別段、俺の【気配察知】スキルにビンビンに引っ掛る程度の奴等だ、問題なく対処できるはずだろう。

 しかし、もし何か隠し玉を持っていると怖いし、処理に困る。

 処理の方法はとりあず2通り。

 1.全員、気絶又は、身体がまともに動かなくまで非殺傷攻撃でぼこぼこにして捕縛する。

 2.全員、皆殺しにして土に埋める。

 まず1.は森の中なのでその後が困る。 2.は後々を考えれば楽で安全なのだが・・・

 そもそも現代社会で過ごしてきた俺にそもそも正当防衛だとしても人殺しが出来るのか怪しい感じだ。

 

 対人はBCWで腐る程行った経験があるが、ここはリアルの世界なのだからゲームと違い死体は残るし、相手が悪人でも罪悪感が湧くのかも知れない。

 案外何も感じつ平然と殺す事が出来るのかも知れないが、その答えを出すのはまだ先でいい気がする。


 まだ始まったばかりの旅で、俺は平気で人間も殺すなど決めて行動したくないし、そんな心持でまだ良く判らない世界をまっすぐ見る事が出来なく成りそうだ。


 しばらくは、人殺しは一部例外を除き禁止したいと思っている。


 因みにこれはアルにも言っておいたのだが。

 『甘いな、障害は殺せる時に殺しておかねば自身が危険になるぞ。』

 ときつい忠告を受けたのだが、俺が「それでも・・」っと言うと渋々了承してくれた。

 なので元々2の選択は無い。

 

 でも、これらは対処する場合だ。

 相手をするのが面倒なら、全速力で走って逃げればいい。


 魔法でスピードを強化などすれば自動車並みの速度を出す事が出来るのだが。


 「よし、全員捕縛で!」

 悩んだ末に答えを出しアルに伝える。

 『む、何故だ?』

 「いや、捕縛した後で道を聞き出せたらと思ったから。・・・後、」

 がさっと近くの茂みから音が鳴る

 俺は残りの言葉を発することなく、俺はあらかじめインベントリから出して置いたスモークグレネードを素早く地面に叩きつける。

 するとそこから白い煙が噴き出し辺りの視界を奪い、更にスキル【判定眼】を使う。

 通常、毒物の有無ぐらいしか使えないこのスキルだが裏技が存在してレベル最大なら生物の有無も大まかに判るのだ、つまりこの様に視界がゼロでもこれを使えば。


 ぼんやりとした赤い発光が周りに浮かび上がり、その赤く表示されている奴らは突然の煙に驚いているのか、襲って来ようとした体勢のまま動かずにいる。


 姿が丸見えの襲撃者たちに俺は、ホルスターから《スターリィ・イーグル》を引き抜き、電撃系の魔石マガジンに変えてからゆっくり気付かれない様に一人ずつ背後に回りスタンガンをイメージした魔法で電気ショックを与え気絶させて行く。


 スモークグレネードの煙が晴れた頃には、ボロちぃ革鎧等に身を包んだ男が7人も道に転がっていた。

 

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