表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生したら最強種だけどレベルが最弱でした。  作者: マッティー


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
109/116

第百九話 説明を求める

 長きにわたる戦いは終わりました。


 しかし残された問題はまだあります。


 そして何より、説明を求めたい人が一人いました。

 風が吹く。


 長い戦いは終わった。


 誰も動かない。


 いや、動けなかった。


「……」


 レオンが空を見上げる。


 そこには



 黒い竜。


 白銀龍。


 黒龍。



 意味が分からない。


 頭が追い付かない。


「……」


「……」


「……」


 沈黙。


 そして


「説明を求める」


 真顔だった。


 シエルが目を逸らす。


 シアも目を逸らす。


『知らないわ』


『知らないっす』


「いや絶対知ってるだろ!」


 即答だった。


 ユウトも思わず吹き出した。


『ぷっ』


「お前もだ!」


 レオンが指を差す。


「一番怪しいのはお前だ!」


『そうなのか?』


「そうだ!」


 迷いのない返答。


 だがその時だった。


 ユウトの身体が光り始める。


『あ』


 嫌な予感。


 次の瞬間。


 光。


 そして。



 ポフン。



 人の姿へ戻った。


「戻った」


『戻ったっす』


 シアが頷く。


 レオンは頭を抱えた。


「待て!情報量が多い」


「整理させろ」


 指を一本立てる。


「シエルは白銀龍」


『そうね』


「シアは黒龍」


『そうっす』


「それはもういい」


 よくない。全然よくない。だが諦めた。


「で」


 レオンがユウトを見る。


「お前は何なんだ?」


 全員固まった。


「……」


「……」


「……」


 気まずい。


 非常に気まずい。


 ユウトはシエルを見る。


 シエルはシアを見る。


 シアは空を見る。


 誰も答えない。


「おい!なんで目を逸らす」


 レオンがツッコむ。


 だがその時。


 ユウトの腹が鳴った。



 ぐぅぅぅぅぅぅ。



 盛大に。


「……」


「……」


「……」


「腹減った」


 ユウトが真顔で言った。


 レオンは天を仰いだ。


「お前なぁぁぁぁぁぁ!!」


 久しぶりに平和なツッコミが夜空に響いた。

 第百九話をお読みいただきありがとうございました!


 研究所での戦いは終わりましたが、レオンの疑問は終わりません。


 むしろ増えています。


 説明を求めるレオンと、目を逸らす三人。


 久しぶりに少し肩の力を抜いた回になりました。


 次回からは研究所の後処理や報告へと移っていきます。


 それではまた次回!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ