52話 夏休みなのじゃ!
さて、それはそうとこの学園には夏休みなる夏の間は長期的に休校になる時期がある。
夏は暑いため、勉強に集中できないからだと言われている為である。
最初聞いた時は驚いたが、それでもまぁ異界なのでそういうのもあるのか。と割と容易く受け入れられる事であった。
さて、この長期の休みを利用して里帰りをする者が大半である。中には家庭の事情で里帰りをしないで寮に留まる者も中には居る。まぁ海外からの留学生も多いし大陸を跨ぐ程の長距離の転移魔法を賄う資金も用意できない者もいる。触れないでおきたい。
この休暇を利用して私も城へ戻る。
ひさびさにヴィヴィアーヌや城のメイド達に会えると思うと楽しくなってくる。
この夏、実は友人たちと海へ泳ぎに行く約束をしている。
この現世においても潮浴の習慣がある。
前世においては潮浴は湯治と同じような健康維持や療養の為に行うが、現世においては娯楽の意味合いもある。
名称も潮浴ではなく海水浴なる名称である。
メンバーは私とオデッタにヴァレリー氏と木幡三城殿の4人。無論皆、お付きの者がいる為カケル3ぐらいの人数。プラス保護者としてマウテリッツ殿と警備の者、後ここにヴィヴィアーヌが加わる可能性が高いので軽く20人は超える大所帯になる。
ヴァレリー氏は明らかに日差しを嫌う日陰の者であるが、折角なので誘ってみた。婚約者のマウテリッツ殿が来る事を告げると今まで乗り気ではなかったのに何故か乗り気になった。何も言うまい。
本当はアードルフやフリードル辺りも誘いたかったが、男を呼ぶのは流石に問題があると判断して呼ばなかった。フリードルはどうにかなるが、アードルフは帰省しているし難しかったし。
さて、これから荷造りでまずは城へ戻るのが先決である!
つづく。
次回は2月24日ですが仕事の都合上どうなるかわかりません




