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鏡魔法で成り上がれ!〜役に立たないといわれた鏡魔法はなんでもコピーできるチートでした〜  作者: 〜蒼〜
第五章 貴族学院

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72.青髪の少年

投稿開いてごめんなさい。

「とりあえず上の階まで来たけど……ご丁寧に結界が張ってあるってことは、この階も使ってよさそうだね。」


魔法合戦となった下をおいて、いつの間にか規制が解除されていた階段を使って、僕は上まで来た。

今のところは周囲に人がいる気配はなく、試しに通路にある扉を開こうとしても全てにロックがかかっている。


「……とりあえず人が隠れてる心配はしなくてよさそう。

 じゃあ一回情報をまとめようか。」


まずこの試験の最終的目標は、対になっている鍵の持ち主を探し、鍵を奪う。

その後の説明はされてないので、おそらく鍵を揃えると何か起きるのだろう。

そして扉が開かないということから、この企画の提案者が、不意打ちで鍵を盗むなんていう方法での決着を望んでないことがわかった。


(まあ、そりゃあそうだろうなとは思ったけど……隠れることもできないんじゃ、情報の集めようがないんだけど。)

[正面から殴り合うことも想定されていません。

 想定されていたとしたのなら事前に通達があったはずです。]


つまりどこかに仕掛けがあるはずなのだが、あるとすれば現在進行形で壮絶な魔法戦が繰り広げられている、下のエントランスの可能性が高い。


「行くしかないかなぁ。」

「いや、その必要はないですよ。」


僕が来た階段に戻ろうと振り返った時、『コツコツ』と誰かが階段を上がってくる。

そうして姿を現したのは、試験でレミーとまとめて撃破した、青髪の少年だった。



**



僕はその姿を視認した瞬間、即座に鏡を展開し、魔力感知が出来る者ならすぐに強者だとわかるほど魔力を強める。

しかし青髪の少年は速度を落とすことなく、まるで僕が目的だと言わんばかりに真っ直ぐとこちらに向かってきた。


「誰か知らないけど、ペアの鍵がわからない以上、ここは穏便にすませない?」

「私としてもそうしたいところではあるのですが……あいにく、私の鍵と対になるのは貴方の鍵のようでして。」


ニコッと笑って言ってはいるものの、以前青髪の少年が足を止めることはない。


(あの人僕が魔法で脱落させるまでは、ほとんど無傷で攻撃を捌き続けていた猛者なんだけど……なんで鍵のことが––––っていうかなんで僕が居場所がわかったの……)

[レクト、来ます。]


そんな思考を遮るようにメモの警告の数秒後、強大な水流が通路を埋め尽くした。




通路はマンションとかの通路が少し広くなった程度の幅。

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