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鏡魔法で成り上がれ! 役に立たないといわれた鏡魔法はなんでもコピーできるチートでした。  作者: 〜蒼〜
第五章 貴族学院

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62.思わぬ再会

「えーっと、久しぶり?」

「なんで疑問系なのよ……ってそうじゃなくて、なんでレクトがここにいるのよ!?

 平民なんじゃなかったの!?」

「いやー、それが成り行きでね〜。」

「貴族学院の試験は成り行きで受けるようなものではないのよ……」


レミーは理解を諦めたような顔でため息をついた。


「っていうかレミーこそなんでここにいるの?」

「ああ、それは私が貴族だからよ。」

「えぇ、何でそんな当たり前でしょみたいな感じなの……」

「まあ言ってなかったのは悪かったとは思ってるわよ。」


そうしてしているうちに列は進み、そろそろ受付というところまでやってきた。


「じゃあ、私はもう受付は済ませてるからそろそろ行くわね。

 試験頑張りなさいよ!」

「うん!レミーも頑張ってね!」


そうしてレミーと別れると、後ろから頭を押さえたアウルが声を掛けてきた。


「お前、レミーとどんな関係なんだ?」

「お前じゃなくてレクトです。

 それとレミーとは少し前に一緒に依頼をこなしたことがあるってだけですよ。」


話すのも面倒なので手短に用件だけを伝えると、「そうか」とだけ言ってアウルは黙り込む。


「次の方どうぞ。」


結局アウルが何をしたかったのかという疑問は解けなかったが、そのことは頭の中から捨てて受付に向かう。


「名前と家門をお書きください。」

(名前のところはレクトでいいんだけど、家門ってなんて書けばいいんだろう?)


僕が悩んでいるとそれを察した受付の人が声をかけてくれた。


「あの、間違っていたら申し訳ないんですけど、もしかして平民の方ですか?」

「あ、そうです!」

「それなら何か身分を証明できるものをお出しください。」

「はい!」


僕は鞄から冒険者カードを取り出すと受付の人は驚いたような表情を見せる。


「っ!?Bランクですか!?

 ……失礼しました、受付は以上です。

 試験開始ここから真っ直ぐと進んだ先にある試験会場で、この番号の椅子に座ってお待ちください。」


そうして試験会場に進んで席に着いてしばらく待っていると、試験開始の時間になった。

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