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鏡魔法で成り上がれ! 役に立たないといわれた鏡魔法はなんでもコピーできるチートでした。  作者: 〜蒼〜
第一章 追放と始まり

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3.頭の中の声

映鏡(うつしかがみ)を発動させても、何も起こらない。


「あれ、無理か?いや記憶を映してるし、頭の中でやらないとか。」


僕はそういって自分の頭の中に映鏡(うつしかがみ)を発動させる。

そうすると頭の中からいきなり声が聞こえた。


[こんにちはマスター]


何!と一瞬飛び跳ねそうになったけど、自分の使った魔法が原因かと思い至る。


「あなたは誰?」


僕がそう尋ねると、頭の中の声は答えた。


[私はマスターの記憶から生まれた存在です。]


僕の記憶じゃないけどね、と頭の中でツッコミを入れつつ頭の中の声に質問する。


「あなたに感情はあるの?」


そう。あの記憶は不自然なほどに感情がなかった。

僕が遊園地?の記憶を見つけた時は楽しそうと思ったけど、あの記憶は楽しそうとかの感情が、一切含まれていなかったのである。


[私に感情はありません。ですがあなたの頭の中の記憶のことならば、なんでも受け答え可能です。]

「そうなの?じゃあ僕の兄の名前は?」


僕が聞くと頭の中の声は当たり前のようにいった。


[アートです。]


僕はすごい!当たってる!とか驚きながらも、頭の中の声が言っていることが本当だとわかった。


「すごいね!じゃあこれからなんで呼べば良い?」

[好きなようにお呼びください。]


好きに呼べと言われてしまったからには真面目に考えるが、中々いい案が出てこない。

まずこれからどうするかで悩んでいたレベルだし。

だが1つピンときたものがあった。


「お前の名前はメモだ!」


メモリーからとっただけだが中々いいんじゃないだろうか。

メモ帳?なんだいそれは。


[かしこまりましたマスター。今日からメモを名乗らせていただきます。]

「マスターはやめて!僕はレクトよろしくね。」


こうして僕に頼もしい相棒ができたのであった。


誤字修正しました。

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